楽天トラベルに参加してみての気づき(インターネットで大切なこと)~小さなかに民宿を継いだ3代目繁盛記(4)

かどやのこと

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

かどやといえば「楽天トラベル」という
イメージのお客様や地域の宿仲間さんが多いです。

楽天トラベルマイスター受賞
2010年以降、4度アワードやマイスターを
受賞させて頂いています

昨日のブログの通りで、意外かもしれませんが
当館も香住の他の宿同様「じゃらんネット」からの
お客様が当初多かったです。

といいますか、2008年までは
じゃらんネットしかしておらず、
楽天トラベルに参画したのは2009年からでした。

それが何故、急に楽天トラベルをはじめたのか。

きっかけは他地域の宿仲間に
楽天トラベルのサマーフォーラムに
呼んでいただいたからです。

2009年の夏のことでした。

ビックリしたのは
宿業のホームページやプランの作り方、
メルマガの書き方をこのフォーラム内である
分科会等でダイジェストで教えてもらえること。

で、もっと深く学びたい人は
「楽天カレッジ」というところで
勉強できる仕組みになっていました。

私のネット知識、
宿のマーケティング知識は自己流です。

誰に学んだわけでもなく、
業界におけるネットの活用方法を
全く知らずにやっていました。

・宿の大将、女将、従業員は可能であれば
ページに顔出ししよう

・宿のとんがり(ウリ)が何か
わかりやすくしよう

・どんなお客様に来てもらいたいのかを
ページやプランで表現しよう

といった、ホームページを作る際に

大切な基本知識を教えてもらえました。

これ、どんな業界でも当てはまる
ホームページを作る際の考え方ですよね。

上記をお客様の立場に置き換えて言えば

かどやを気に入ってくださるお客様に
かどやの良さをわかりやすくお伝えする

ということです。

それまでは、宿や地域の自慢ばかりを
脈略なくテキストで見難く書いていた
自分勝手なサイトの作り方だったな~と反省。。

初めてサマーフォーラムに行った時に
当時楽天トラベルの社長だった岡武さんに

「自分は大学生時代から社会人の若い頃
香住には毎年遊びに行っていた。香住の宿には
特に頑張って欲しい」

ということとをご挨拶した際に
個人的に言っていただきました。

また、フォーラム最後の全体挨拶で

「今この会場にいらした1000人のうち、
今日学んだことを実際にする人は半分以下です。
それを続ける人は更にその10分の1です。

それをなし得た人が今回表彰された皆さんです」

と言われました。

この時から本格的に楽天トラベルに
部屋出しをしました。

で、言われた通り、そこから1年半、

『フォーラム→カレッジ→実行』

を実直に続けてみました。

するとビックリ、
2010年の楽天トラベルアワードに
選ばれる結果となったのです!!

楽天トラベルアワード2010
正直、初受賞の時は信じられませんでした!

何か、自慢話みたいになっちゃいましたが・・・

実際、これといった奇抜なことは何もしていません。

カレッジで習った通りのこと、
言われたことを1年半、コツコツとやり続けただけです。

最初の3ヶ月ぐらいは
月に1件ぐらいしか予約が入りませんでした。

半年ぐらいするとコンスタントに予約が
入ってくるようになり、1年後にはじゃらんネット経由と
同じぐらい予約が入ってくるようになったのです。

それ以上に良かったのが
自社サイトも大きく改善できたこと。

カレッジで習ったことはそのまま
自社サイトの改善にも活かすことができたのです。

自社サイトがとても見やすくなり、
コンテンツも充実させることができました。

楽天トラベルもネットエージェントです。

昨日のお話からすれば、

「検索で選ばれてしまうのでは?」

という話になりますが、そうでもありませんでした。

楽天トラベルはじゃらんネットよりも
大量のコンテンツを書き込むことができ、
使用できる写真の自由度も高かったのです。

自社サイトだと色々盛り込み過ぎて
「言いたいこと多すぎ」になっていた私の場合、
楽天トラベルでのページ作成がそれを
集約させてくれる練習台となってくれました。

インターネットで宿を紹介する方法。

それを教えてくれたのが楽天だった。

私にとっての楽天トラベルはそんな存在です。

お客様に対して
見やすくわかりやすいサイト作り。

自己流でやっていた
自分の目から鱗が落ちまくった瞬間でした。

かくして、自社サイトと楽天トラベルに
特に力を入れている今の流れがこの時に出来上がりました。

2009年から2010年の話です。

(続く)

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113

 

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