ジオパークとの出会い~小さなかに民宿を継いだ3代目繁盛記(11)

かどやのこと

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

昨日、「ジオパークって何?」
というお話をさせていただきました。

そんなジオパークとの出会いについて今日はお話していきたいと思います。

元々はNPOがらみでお話が来ました。

NPOたじま海の学校についての記事

ジオパークとは昨日お話したような内容です。
が私も当初そんな知識は全くありませんでした。

「国立公園の世界バージョンのようなもの」

「世界遺産の地質版」

おそらく皆さん同様の認識でした。

NPOで環境保全や環境教育の活動をしている。
そんなイメージから私にお声がかかったようです。

今子浦ジオガイド中
当初はジオガイドをやったり、育成したりすることに
なるとは想像もしてませんでした

最初にお話を頂いたのは2009年末ぐらいだったでしょうか。

といっても、公的なところからのお話ではありません。

2009年は、山陰海岸ジオパークが世界ジオパークネットワークに加盟認定申請して落選した年です。

正直、落選したことすら知らなかったんですけどね^^;

それぐらい、地域に浸透していないのに世界ジオパークに申請しちゃってたんですね・・。

後からわかったのですが、

  • 世界ジオパークとしての明確なストーリーが足りない
  • 住民へのジオパークの浸透度が低い

というのが落選理由だったようです。

住民への浸透度を上げるために住民で何とかしよう。

そんな話の流れから

我が香美町でもジオパークを推進する団体をつくろう、

という話になったのです。

2010年の夏、再審査があるとのこと。

結果発表はその後、秋に。

2010年はジオパークについて色々と勉強した年でもありました。

ジオパークって岩石や鉱物の名前を覚えないといけない。

最初は真剣にそう思っていました。

でも、その辺の石を拾ってきて何という石かを確認するのは簡単ではない。

どうやらそういったものではないらしい。

自分の今、住んでいる場所、
今活動している場所が、いつの時代の地層か。

そのことに何の意味があるか、最初わかりませんでした。

香住足跡化石
香住足跡化石
日本海がまだ湖で大陸とつながっていた証

自分の今、住んでいる場所、
今活動している場所が、いつの時代の大地

こう置き換えるだけでワクワクしてくるのが面白い。

様々な変遷を経て、いろんな文化や産業が起こった。

文化、というのには食文化もありますよね。

これがとにかく面白い。
(ブログネタにもなりますし^^;)

あ、これ以上は昨日のブログの内容と話がかぶりますね。

こうやって私はジオパークに興味を持っていったのです。

当時と今とでは考え方は勿論のこと、パンフレットも全然違ったんですよ。笑

平成21年の山陰海岸ジオパークのパンフレット(世界認定前はこんなのだった!)
↑↑↑
こちらも私が書いているブログです。

現在、まちあるきガイドの仕組みをNPO構築中です。

発表できる段階になったらこのブログでもお知らせします。

訪れた先の大地と人に触れる旅のできる場所。

それがジオパークです。

地域を語れる「人」との出会いも重要なファクターです。

山陰海岸ジオパークへぜひお越しください♪

 

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
↑↑↑
スマートフォンから電話番号を
タップすると直接電話できます。

タイトルとURLをコピーしました