これからのホームページとソーシャルメディアはどうなる?<WEB論>

インターネット

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

一昨日、友人が主催するセミナーを受けに行ってきました。

WEB論
WEB論~シンプルな看板です。笑

10年前からホームページ制作をされている方。
インターネット店舗を運営している方。
2人のトークセッション。

WEB論主催者
ホームページ制作会社「ミスターデザイン」の勝田真規さん
インターネット店舗「インターライフ」運営者の佐藤純一さん

ネットの中だけで商売をしてきた二人。

リアル店舗の商売をネットでもうまく活用しよう。
そんなふうに思っている私たちとは発想が全く違います。

彼らはWEBのプロ。

実店舗の「ついで」でやっている私たちとはスタンスから覚悟まで大きな差があります。

 

まずは、ソーシャルメディアについて。

今の

「これからの時代はソーシャルメディアだ!」

という風潮は10年前の

「これからの時代はインターネット販売だ!」

と言われていた時代に似ているそうです。

10年前。
ネットでクレジットカードを切って商品を買うというのには、まだ勇気が必要でした。

今では普通ですよね?

当時、ネット通販に参入した人たちの8-9割は既に撤退していないそうです。

残った1-2割の人たちが本当のWEBでの生き残り。
そんな人達がどんな風に考えているか?

ズバリ、ほとんどの人が
3日に1回ぐらいのアクセスでしかソーシャルメディアを使っていないそうです。
(ブログを除く)

なぜか?

ホームページは購買の場

ソーシャルメディアは交流の場

この2つを混在させるのは今のところデメリットのほうが大きい

と、明確に判断しているから。

どういうデメリットか?

シンプルです。

ソーシャルメディアは時間というコストを大きく奪う。

ソーシャルメディアは無料で使えるツール。
使わないと損。

この考え方とは異なります。

社長の仕事って?
社長の仕事って何か?

一過性のブームに乗せられて登場したメディア。
その都度飛びついていてよいのか?

交流の場にアプローチして販売導線を作るまでの時間工数をちゃんと考える。

WEBの人たちから見れば、商売の片手間でやってすぐに効果が出るほど簡単なものでもない。

実は無駄な時間を使いすぎている。
効果があったとしても、毎日何時間もかけて月に一人か二人売れただけ、なんてことが多い。

実際、ソーシャルメディアでバカ売れしている実店舗の人なんてひと握りです。

WEBのプロの人達は使い方の見極めが明確です。

SNSの目的
どのツールをどういった目的で使う、ということを明確に。

特に、未来に自分が、会社がどうなっていたいのか。

そのために今、何を発信していけばよいのか。
それを伝えるためのツールとしては何が適切で、どの程度力をかければよいか。

自分が発信するよりも、発信した人に共感して周る方が交流は生まれやすい。

ソーシャルメディアの本質は実はその部分であるということも。

やらないほうが良い、やらなくて良い、というわけではありません。
やっぱり、やった方が良いのです。
でも、「どの程度やるか」を明確に、ということですね。

何か、カジノと似ています。(笑)

目の前の売上UPのためだけに活用しようとする。
それはインターネット創成期、すぐに消えていった人たちと同じ道をたどります。

 

そんな時代のホームページ制作とは?

ホームページ単体としてみるのではなく、ブログ等での情報発信を一括したWEBとして捉えること。

これまでのように全体の構成として考えない。
ラブレターを書くような気持ちで伝えたいコト、モノ、プランを1ページ完結で。
これがいくつか貯まってきて優先順位を作った結果がホームページ、といった感じに。

また、自分のホームページがどんな人のどんな点で役に立つのか、のコンセプトが重要。
1ページずつお客様の負の解消をしていく。

ホームページを完成させるまでのプロセスにおいて、そのことを考え、明確にすることが実はゴール。
制作のために考えに考える作業が結果自身の事業を明確化させ、結果成長させます。

その場合に注意しなければならないのがホームページ制作会社の選定。

ホームページ制作業者は大きく分けて3つ。

1.デザイン系

2.システム系

3.WEBディレクター

多くの制作会社が、1,2だけのスタッフで運営している業者さんが多く、3がいない場合が多い。
あるいは、3の能力が低い。

通常、どんなWEBにするのかをディレクションした上でデザインやシステムに落としこみます。

でも、デザイン系やシステム系オンリーの制作会社さんだと、既定のテンプレートありき。
テンプレートに当てはめたホームページしか作ることができません。

「売れないホームページ」が圧倒的に多い理由はここにあるんですね。

ディレクターが介在しないのであれば、自身が会社や自分の思いをしっかり表現してもらえる制作会社を見つけること。

実際、WEBディレクターをお願いするとなると、高額な予算が必要になります。

ネットの世界で食べてきた人たちは個々の運営者さんがWEBディレクターとしての能力を持ってらっしゃいます。
この部分が我々実店舗組とは大きく異るところです。

ディレクターによるWEBのコンセプト設計をしっかりやっている事業者にネット上でかなうわけはありません。

いや~
過去の歴史の流れと同じことが起こる、というのは至極納得。

私自身、ソーシャルメディアの使い方は明確にしておきたいと思いました。

ブログ・・・唯一無二の存在。お客様、読者の皆さんの役立つ用法をしっかりと書いていく。
※私が頑張るのはここです!

Facebook・・・主に交流。特に地域の人との情報交流。まちづくり、地域活性化のための横のつながりとして。
※ということは、直接的なお仕事利用ではありません。

Twitter・・・お知らせ、告知用

以上のように絞る。
私の場合は特にブログをしっかりと書いていく。

目の前の売上を追っかけてブログやホームページを作る。
ソーシャルメディアを使う。

それが一番ダメ。

あくまでこれらは未来への投資です。

WEBに接する上でのマインドも学ぶことができました。

あ、でもソーシャルメディアって楽しいですよね。
純粋に「楽しむ」分で使うのは良いと思います^^

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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