【続報】「ネット予約は自社サイトと楽天トラベルのみ」の件について

インターネット

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

今日からゴールデンウイーク突入!!
と言っても、前半で満室は今日だけ。繁忙期は5月3日から4日間となります。

香住ガニコース
あ、香住ガニプランは5月末までですよ!

後半5/3~5/5がお出かけの方が多くなりそうな今年のゴールデンウイーク。
(当館もそこの3泊が早くから満室です!)
お天気の良い日が続いて欲しいですね♪

さて、ネット予約は自社サイトと楽天トラベルのみとさせて頂くとお話した先日のブログ記事。

【重要】ネット予約は弊社自社サイトと楽天トラベルのみとなります

何と、ニュースまとめサイト「やじうまWatch」で取り上げて頂いていたようです!!

やじうまWatch
こんな感じで4/24付のトップページに掲載!

クリックすると・・・

かどやがネットニュースに!
記事に対する考察付で紹介されています!!
※クリックするとリンク先に飛びます

Facebookのシェア、はてなブックマーク、Twitterでのリツイートなどなど。
たくさん拡散していただいたことで「話題」として取り上げていただいたようです。

もちろん、そうなるようにしたわけでもありません。

記事の中で

狙い通りの成果が得られるか判明するまでにはある程度の時間が必要だろうが、相当な勇気を持って今回の措置に踏み切ったことだけは伝わってくる。

とあったのが、嬉しかったです。

あと、「マーケティングに携わる人はひとつの事例」として取り上げていただいたことで、興味深い意見も目にしました。
今日のブログは「お知らせ」ではなく単なる思い出話でもありますが、「マーケティング的な視点」からお話してみます。

さて、今回一番多くあった意見が

「自社だけに絞ってみたらいいのに」

むちゃくちゃリスキーですよね。笑

元々インターネットが登場した頃、直販が普通でした。
これって宿業にかぎらず、様々な物販もそうでした。

楽天市場やヤフーショッピングもなかった頃。
物販も自社サイトからの販売ばかりだったと思います。
(但し、当時はインターネットでモノを売る、ということに苦労していた時代でした)

どこの業界も仲介業者に頼らず自社販売だけでやっていきたい、そのノウハウを求めているのですね。

残念ながら私は単なる民宿のいち親父です。
予約サイトを無視してインターネットの中で集客できるほどのノウハウは持っていません。

インターネットでの集客方法を全く知らなかった私は、楽天トラベルに参画することでその方法を学ぶことができました。
結果として自社サイトも同じように集客していけるサイトへと更新していけるようになりました。

続いて

「楽天トラベルだけが自社の特徴や思いを載せられる」って????

この私の「楽天(トラベル)だけ」という言い方に抵抗があった方もいらっしゃるようです。
確かに自社販売vs販売サイト&予約サイトという構図で見ればそうかも知れませんね。

私が楽天トラベルに本格的に参画したのは2009年、まだ5年前。
当時はじゃらんnetのみやっていて、実は自社サイト予約をじゃらんnetからの予約が逆転しそうなところまで来ていました。

「検索」で残れるようにと部屋にトイレなどをつけるリニューアル工事をしたのが同じ2009年でした。
当時は予約サイト=「検索で選ばれるように施設を良くする」「お料理を良くする」「クチコミを上げる」と思っていた頃です。

そんな時、楽天トラベルでの販売をスタート。
楽天トラベルは、これまでのデータを入力し、写真を入れればよいだけの予約サイトとは異なりました。

ページも自分で作りこむこと。
どうすればよいかわからない・・・

そんな時、楽天トラベルの管理画面から1枚のDVDが販売されていたのに気づきました。

「とんがり」で勝つ!
2008年は「とんがりで勝つ!」中谷彰宏氏DVD
※クリックすると販売ページに飛びます。
(もう販売していないと思いますが^^;)

11000円・・・高い(>_<)
でも、思い切って購入。

見てみると、目からうろこがボロボロ!!

例えば、あるビジネスホテルさんの事例。
そこのホテルさんにはエレベーターがありません。
お客様は荷物を持って階段を上らなければならず、通常はクレームになるところ。
が、そこの階段には「健康階段」という張り紙が。
この張り紙のおかげでクレームではなくそのホテルの”個性”になったというお話。

新しい施設はお金をかければ、工事をすればすぐに作れます。
でも、古い施設は時間をかけなければ作れません。
古さを”個性””価値”とする発想が大切、ということなんです。

それを「とんがり」としてサイト上で表現する。
そんなページの作り込みができるのが楽天トラベルである、と。

インターネット集客では施設をどんどん最新のものにしていかないとお客様に選ばれない。

そう思い込んでいた私には、当時全くなかった発想でした。

前職は電機メーカーの営業マン。
旅行会社との大きなつながりもなかったため、元々集客方法は独学。
インターネットによる集客も独学、というよりも素人だったわけです。

「自社の良さ(とんがり)を見つける」→「それをサイト上で表現する」→「そのとんがりにあったプランを作る」

今となってはアタリマエのことですが、このことを知ったのはまさにこの時。

「宿泊予約サイト=検索サイト」だった時代に、スゴイことを教えてもらった感がありました。

じゃらんnet、嫌いなんだよね?

あ、これは同業者っぽい方からのご意見。(笑)

以前書いたこのブログ記事が原因かも↓↓↓
これって屋号乗っ取りですよね・・・PPC広告の問題点

まあ、確かにPPC広告の件は商売仁義に反することだと思いますが・・・
実際は、じゃらんnetが嫌い、ではなくて楽天トラベルの方が自社の表現をしやすかった、結果そこで得たノウハウが自社サイトにも転用しやすい、というのがあったわけです。

私はインターネット集客の勉強をするのが楽しかったんです。
それはしたくない、検索だけでお客様を集めたい、という場合はポータルサイトとしての広告力のあるじゃらんnetの方がオススメです。
大切なのは、両立は難しい、どっちつかずになってしまう。
どちらか一つに絞ったほうが良いということに気づけるかどうかだと思います。←これは同業者さんへのメッセージ(笑)

あ、ここまで書いちゃったら、旅行業界とインターネットの関係をもっと深く書いちゃいたくなりました。
明日はその話を書きますね。

 

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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