但馬地域で開催された躍動カフェに参加してきました
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
先週金曜日、兵庫県が主催する「躍動カフェ(但馬地域)」に参加してきました。
躍動カフェとは?
兵庫県において、地域課題を知事に直接意見を述べ、対話できる場。
今回は5名のグループが地域課題ごとに5組。合計25名の参加者が意見交換の後、一人3分から5分ずつ、兵庫県のさいとう知事に直接意見を述べることができました。

令和7年6月13日開催「躍動カフェ(但馬地域)」
参加者の中で私、年齢順だと年長ベスト3以内には入っていそうな(汗)。老害にならぬよう!?事前に申請していたお話だけに絞り、させていただきました。
ちなみに私は「地域資源(伝えるオンリー但馬の魅力)」のグループでした。

躍動カフェにてさいとう知事と
他の方の地域課題とそれに対するアイデアを聞くのも楽しかったです。また、25人それぞれが個々にさいとう知事と対話を行ったのですが、様々な地域課題に対してほとんどの課題の本質を理解されていたのは、さすがに知事ってすごいなぁと思いました。ちなみに私が提出した課題とアイデアは以下の通り。

躍動カフェで私が提出した地域課題
JR城崎温泉駅以西の鉄道は、豊かな自然や景勝地という地域資源への貴重なアクセス手段であるにも関わらず十分に活用されていない。車以外の選択肢が乏しい現状は、広域的な観光誘致や地域活性化の足かせとなっている。実際に来ていただいてこその地域資源です。近い将来の廃線も不安視されているこの赤字路線を持続可能な形で維持・活用し、実際に多くの人に訪れてもらうための具体的なアイデアを創出したい。

「躍動カフェ」にて提案したアイデア
「JR城崎温泉駅~鳥取駅間 体験型観光列車の運行」
1:列車をアクティビティ空間とし、絶景車窓(余部橋梁横断等)や専門ガイド案内を提供。NZの観光列車のように、乗車自体が旅の目的となる体験空間を目指す。
2:無人駅を改装し地域食材を活かすカフェや特産品店を設け、列車と連携する魅力的な立ち寄りスポットへ。
3:車載ICOCA対応やエリア限定ライドシェア導入で、快適な移動と利便性向上を実現する。
元々、JR山陰本線の減便問題を課題としてこの2年間活動してきていたのですが、増便が厳しい状況であることを実感しました。実際、地元の人が車中心でほとんど使っていないのに、「減便は困る」と言っても、JR側に受け入れてもらえないのは仕方ないな、と思える部分もありました。
いずれにせよ、JRの利用者が減り、減便、更には廃線の懸念が広がってきているのは「地域課題」と言えます。その対策として今回、
・JRの利用手段の見直し
・ライドシェアの導入と観光活用
をアイデアとして提案させていただきました。ライドシェアに関しては、ツーリズムのグループや福祉関連のグループからも要望が上がっていました。
また、実際に私がさいとう知事とお話をさせていただいた時には、さいとう知事がゴールデンウイークにプライベートで余部橋梁に遊びにこられていたお話もお聞きしました。視察だけでなく、プライベートでも積極的に県内を探索されているようです。しっかり情報収集をされているようです。余部橋梁の景観をはじめとして、観光有効利用するためのJRの活用(例えば、城崎温泉駅から余部橋梁を往復で乗車できる観光列車)については、肯定的に捉えていただけたと思います。
躍動カフェは地域課題と課題解決がセットなので、ただ単に課題を知事に訴えるのではなく、解決のためにこういったアイデアがあるのですが、ということを知事に伝えることのできる場として、非常に有意義であることを実感しました。
単なる陳情ではなく、そのための解決策のアイデアも用意した上で、躍動カフェに参加すること。
開催日の夜にさいとう知事がXにて
本日、躍動カフェin但馬を開催しました。製造業や観光業等に携わる地域の皆様との貴重な意見交換の時間でした。子ども達に地元企業の職業体験機会を提供すること、異業種間の交流促進など多岐に渡る提案をいただきました。限られた時間ながら、お一人お一人との対話を通じ、政策のヒントや気づきを得る… pic.twitter.com/ROuKvLkzKz
— 兵庫県知事 さいとう元彦 (@motohikosaitoH) June 13, 2025
と、投稿されていました。
お一人お一人との対話を通じ、政策のヒントや気づきを得ることができたと思います。 県民の皆様との直接対話や現場での体験が、私の政策立案の根幹となっています。今後も、このような機会を積極的に設けてまいります。
ああ、この時の地域課題の件か
と知事に覚えておいてもらえていると思うと、実際に行動していくモチベーションにもなります。全般的にはさいとう知事の政策の中で、観光関連の内容に積極的になっていただくのは、優先順位的に少し先の話なのかな、と思いましたが、それでも、直接進言できたこと。県主催の行事で文章として意見を残せたことをまずは第一歩としたいと思います。JRローカル線の問題は、どの糸口からも解決策が見出せなかったので、少し希望の光が見えてきたように思います。
「躍動カフェ」は兵庫県内の様々な地域で定期的に行われています。参加者として選ばれるのは、忖度などではなく、地域課題に対して積極的に活動しているNPOや団体、企業、グループという印象を受けました。兵庫県内の方はぜひ、自身の地域でのこれまで、あるいはこれからの開催にチェックしてみて下さい。県民の参画と協働がとても強く感じる良い施策だと思いました。


さいとう知事、ありがとうございました!
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