松葉ガニ

少し前ですが、兵庫県北部地方の11月度松葉ガニ漁獲量の結果が出ていました。"雄の松葉ガニの単価は、前年同月比３８％下落"ということで、例年に比べ、とても安くで推移しました。実際、当館でも11月中のお客様には「今年のカニは大きいね！」といっていただけることが多かったです。

12月下旬となり、かにすきセットの発送が毎日となっています。当館では年末年始も出荷可能ですので、家族が集まって鍋を囲む場として、調理済みでも発送可能な当館のかにすきセットは大変ご好評いただいております。年末年始はご用意させていただく数量にも限りがございます。注文は12月26日（金）までとなりますのでご了解下さい。

かどやの創業は1970年ですが、今の建物になったのは1981年（昭和56年）でした。その時はまだ炭火はやっておりませんが、４、５年後に囲炉裏を導入、炭火焼きを始めました。ですので、昭和60年代、1985年か86年に炭火で焼きがにをし始めて、約40年経っているわけです。それなりの歴史とノウハウがあることは自負しています。

12月に入り、今年も残り1ヶ月を切りました。松葉がにシーズンは来年3月末まであと4ヶ月弱続きますが、今年のカニ食べおさめをしたい！という方もいらっしゃるかと思います。年内の日帰り昼食、宿泊とも多くの日が満室となっており、残室わずかです。

気温がぐんぐん下がっていくのが12月の特徴でもあります。海が荒れやすくなり、カニの値段も高くなりますが、冷え込めば冷え込むほど、お鍋が美味しい時期にもなります。年末の鍋＝カニ鍋をイメージされる方も多いのではないでしょうか。12月も引き続きよろしくお願いします。

今年もおかげさまで松葉ガニ（ズワイガニ）のメスであるセコガニを安定して仕入れられました！！当館ではセコガニを仕入れ、朝食のセコガニ飯やプランの先付でのセコガニ甲羅盛などで提供しています。

「カニ３ばい10万円」についてですが、都市部の百貨店などでは当たり前に見かける価格ではあると思います。浜値、私たちが仕入れる価格でもそのクラスのカニは存在します。但し、１kg以上のランクの高いカニのことです。簡単に入手できるカニではありませんし、なかなか出回らないクラスのカニではあります。

また、日帰り昼食についてですが、年内は降雪期に入るまでということで、12月２０日までとさせていただいております。週末の土日は全て満室となりました。11月で日帰り昼食が可能な日は平日のみとなります。各週２日ずつ可能日がある感じです。

当館で活ガニにおいて仕入れの主となっている柴山ガニといえば、選別の細かさが品質保証となっているで有名です。今日は「選別日本一の柴山がに」について詳しくお話ししますね。

水産試験所の「今年は豊漁年」という発表もあり、今シーズンのズワイガニ（松葉ガニ）は豊漁、お手頃価格であるといった空気感が流れています。「豊漁」「今年は値頃感がある」とは言われていますが、このような空気感となった時にご注意いただきたい点をお話しさせていただきますね。