松葉がにコラム1。大きくなるまで最低10年。では寿命は?

番がにクラス!柴山がに(大) 松葉ガニ
特選プランでお出ししている13齢期の特大がに

松葉がにコラム1。大きくなるまで10年。では寿命は?

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

あと3日で10月も終わり。11月に入りますと、6日には松葉ガニ解禁となります。11月から3月までは松葉ガニシーズンとなります。引き続き、よろしくお願いします。

さて、冬の松葉蟹について調べている方も多い時期かと思います。今日から3日間、少しだけマニアックな松葉ガニのうんちく話のコラムをお届けしたいと思います。今日は第1回目、「大きくなるまで10年。特大サイズは13年」というテーマでお届けしたいと思います。

カニの成長には最低10年かかる

カニって卵は本当に小さいですよね。セコガニ(メスのカニ)がお腹に抱えているのを見たことのある方は多いと思います。

セコガニの外子

セコガニの外子(つまりは”卵”です)

この外子の一粒一粒が卵です。つまり、こんなに小さいわけです。1尾のメスから約50,000尾の幼生がふ化します。生まれたばかりの頃はまだ、カニの形もしておらず、まさにプランクトンの状態です。5ヶ月ほどは浮遊して生活し、ようやくカニの形になるのですが、その時点での大きさはまだ甲羅が2mm程度。甲幅が5cm未満の頃までは、1年に数回の脱皮を行い、5cm以上になると、1年に1回の脱皮となります。

甲羅の大きさが7cmを超えるぐらいで、我々が認識するような成体のカニになります。基本的にオスのズワイガニ(松葉ガニ)は甲羅が9cm未満の場合は漁獲禁止とされています。市場には9cm以上のものしか出回りません。この10cm前後になるのに10年以上かかります。

松葉ガニ(柴山がに箱ガニ小)

甲羅の大きさが10cm程度のものでも育つのに10年以上かかる

繰り返しますが、

ズワイガニは大きくなるまで最低10年

と言われています。

これは成体と呼べる大きさになるまでに脱皮を11回繰り返し、10年ほどかかるためです。

では、甲羅の大きさが13cmを超える、いわゆる重さで1kg以上のカニは、何年かかってあの大きさになるのでしょうか。最終的には13回脱皮して最大の大きさになるとのことで、約13年前後かかります。

では、最終的にズワイガニの寿命は何年ぐらいでしょうか。

松葉ガニの寿命は、15年前後で、最長で20年生きたケースもあるということが記録としては残っています。

10年以上かけて食べられる大きさになるわけですから、そりゃあ、高価な食材なわけですよね(笑)。特に甲羅の大きさが13cmを超える1kg以上サイズのものは大変貴重、当館が特選プランで提供しているカニはとても貴重なカニとなります。

番がにクラス!柴山がに(大)

特選プランでお出ししている13齢期の特大がに

長寿命とはいえ、時間をかけて大人になるズワイガニ(松葉ガニ)。貴重なカニを今シーズンもご賞味下さいね。

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