松葉ガニが高騰している?!その理由について説明します

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おはようございます。民宿美味し宿かどやのGakuです。昨晩ようやく?!本格的な雪が降りました。

1217夜の雪ミゾレ交じりのベチャ雪です

本格的に積もる雪ではありませんし、今日までは降りますが週末は止んで来週また暖かくなる予報になっています。いよいよ本格的な冬到来!!と言いたいところですが、「本格的」というのは年末年始ぐらいになりそうです。

さて、昨日チラッと紹介した新聞記事ですが、松葉ガニが高騰しています。

日本海新聞よりズワイガニ(=松葉ガニ)が高い!!

上記は日本海新聞による但馬(兵庫県北部)ローカルな記事ですが、一般紙でもネット配信で報道されてきました。

11月の但馬、総漁獲量減 平均単価は上昇 /兵庫(毎日新聞)

ズワイガニ、11月の漁獲量481トンで前年比2割減 兵庫(産経新聞)

漁獲高が2割減で売上が1割UP。ということは、1ぱいあたりの価格は3割以上、特にこれまで手ごろな価格だったもの、安価な価格帯のものが倍近くになっていることが読み取れると思います。

なぜ、ここまで高騰したの?

実は、不漁の年というのはこれまでもありました。単に不漁なだけならここまでは高騰しないです。一番の原因はロシアの輸入制限ですね。

このことは既に昨シーズンの時点で私はお話ししていました。

松葉ガニシーズンの来年の料金について~カニの価格が高騰する?!

私自身、しっかりと裏を取ったわけではありませんが
ロシア産のカニの輸入減少⇒国内カニ流通量の減少⇒国内水揚げ分のカニ相場の高騰
の悪循環が生じはじめてきているのでは、という最悪の予想もしています。

残念なことに、この予想がドンズバで当たってしまったようです(>_<)

先の毎日新聞の記事にある

流通に携わる香住水産加工業協同組合(香美町香住区)は「加工業にはきつい状況。国内全体で供給が少ない影響で、例年より高くなっているようだ」という。

というのは、まさにこのことですね。

更にはこちら(日本海新聞・需要期に松葉ガニ品薄 小売業者が”悲鳴”)に書いてあったのですが、北陸新幹線の開通で、越前ガニ(つまりは松葉ガニ)の需要が高くなっていることも原因の一つとしてあるようです。

安心して下さい。カニがないわけではありません!

とは言っても、カニが手に入らない、というわけではありません。当館の場合、宿泊に関しては今シーズンそのことを前提で値上げさせていただいてますので、日によって「去年よりカニが小さいね~」というお声をいただくこともありますが、今のところやりくりできています。

夫婦松葉ガニ夫婦がに?!ごめんなさい!!
今年は茹でガニが小ぶりです・・。

日帰り昼食に関しましては年末年始、日ごとに組数制限をさせていただきました。既に12月23日から1月3日までは満室となってしまいました。申し訳ありません。

現在、日帰り昼食は明日19日と20日にキャンセルが出て1テーブル4名様まで可能です。21日は満室、22日はあと1組様だけ可能です。宿泊は12月24日から1月5日までは満室となりました。この年末年始は日帰り、宿泊ともに満室となっております旨、ご了承ください。

松葉ガニ漁は3月までやっています!!

まだまだご存じない方がいらっしゃるのですが、松葉ガニ漁は3月20日の網入れまで可能です。つまり、21,22日ぐらいまでは競りをやっています。そこから生け簀で1週間ほどはカニを確保できます。つまり、3月末まで松葉ガニプランが可能です。3月中旬以降であれば、雪の心配も一気に減ります。お車でのカニ旅行をご検討の方は3月が特におススメです。海も穏やかな日が増え、極端な高騰がないのも3月の良いところです。今からカニ旅行をご検討の皆さま、2,3月もぜひ視野に入れてみてくださいね。

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