良いお天気の日が続いています。
気温も急上昇中。
いよいよ、春到来ですね！！
昨朝、快晴のかどや前にて
おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！
さて、昨日はカレイのお話をさせて頂きましたが、最近の底引網漁船はホタルイカ漁がメイン。あとお魚ではカレイよりもハタハタが揚がっています。
ホタルイカが圧倒的で次はハタハタ
生のハタハタって都会の方には珍しいのでしょうが、香住にいると普通で、お店でも一夜干しではなく、生のハタハタが売っています。
こんな感じで販売中
（２年前の写真なので価格は無視して下さい）
最近は小ぶりのものが多いです。
小さめのハタハタは唐揚げが美味しいです。
ハタハタの唐揚げは私も大好きです！！
お客様にはあまりお出ししません。お客様にはこれを南蛮漬けにしてお出しすることの方が一般的です。
今はまだお出ししていませんが、いずれ
一品でお出しすることもあるかも・・・
香住や豊岡の居酒屋さんに行くと今の季節よく最初のつきだしで出てくることの多いのも、ハタハタの南蛮漬けです。
さて、そんなハタハタ。
しょっつる鍋で有名な秋田県が産地として有名ですが、漁獲高は香住を含めた兵庫県の方が上です。
先日お話した通りホタルイカも富山県よりも水揚げは上。なので、県の水産試験場はこんなシールも作っています。
じつは兵庫が日本一
（ハタハタ＆ホタルイカ）
ユニークなシールですよね。
これが知られるきっかけになれば良いのですが。
さて、そんなハタハタ。
秋田県産と兵庫産で味が違います。
これは種類の違いではなく、産卵場所と回遊ルートの違いです。
秋田県産は秋田県で産卵している集団。
兵庫県産は朝鮮半島で産卵した後回遊している集団。
以前テレビで紹介されていた図
ちなみに香住と秋田のハタハタ、私たちがみるとひと目でわかります。香住のハタハタよりも秋田のハタハタの方が少し黒っぽいです。
どちらも食べた事がありますが、卵付のハタハタを食べたい場合は秋田。卵がついていなくて身自体の脂の甘味が強いのは山陰、という印象です。それぞれで美味しさが違いますますので、どちらが美味しいという表現はやめておきましょう(笑)。
食べ比べというのは難しいですが、ぜひ脂の乗った香住産ハタハタも食べてみて頂きたいです。一夜干しではなく生で。
帰りにスーパーでも普通に見かけますので、今の時期ならば、買って帰ることも可能ですよ♪
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