4,5月にカニが獲れることを知られていない理由（香住ガニのお話）

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

香住ファンの方、あるいは当ブログをよくお読みいただいている皆様はご存知のことですが、香住では5月までカニを食べることができるというのがあまり知られていません。

11月?3月の松葉ガニ。これは有名です。

松葉ガニは「カニのまち香住」の代名詞

もう一方の香住ガニ（紅ズワイガニ）。9月解禁で漁期は5月まで。つまり、４、5月も水揚げされたてのカニを食べることはできるのです。

でも、あまり知られていない。9、10月の解禁時は近年のPRもあり、かなり知っていただくことができています。しかし、４、5月はまだまだ認知度がありません。なぜでしょうか。

実はこれ、以前マスコミの方にチラッと言われたことがあります。

４、5月にカニの紹介をする記事や番組は作りづらい

と。つまり、４、5月にカニが食べられるという紹介自体がされておらず、認知度が低い状況となっているのです。

では、４、5月にカニの紹介がなぜやりづらいのでしょうか。

マスコミの方の意見ですが、11月から3月まで、５ヶ月間山陰・北陸の広域でPRしてきた松葉蟹（越前蟹）の終了後、松葉ガニに比べてリーズナブルである香住ガニ、しかも近畿圏では香住漁港でしか水揚げしていない局地性が大きな露出を妨げているのだそうです。確かに年がら年中紹介していたら”旬”が存在しなくなってしまいます。

それでも9月は「漁解禁」というアピールポイントがある。4、5月はそれがなく、しかも先述のように露出が抑えられているため、なかなか認知度が上がらない結果となっています。

4、5月の香住ガニ旅は露出の少ない穴場！！