今後「早食い競争」ではなく「捌き方教室」などの体験イベントが増えていくと思います

イカのさばき方教室 旅の楽しみ方
親子連れで参加された方も多かったイカのさばき方教室

今後「早食い競争」ではなく「捌き方教室」などの体験イベントが増えていくと思います

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

先日、イカまつりにおいて「イカのさばき方教室」がとても好評で、大変盛り上がりました。

イカのさばき方教室

親子連れで参加された方も多かったイカのさばき方教室

以前はイカソーメン早食い大会でした。

そういえば、香住名物のカニまつりも最近では「さばき方教室」が人気です。こちらも以前はカニ雑炊の早食い競争などがメインだったのがさばき方教室へと移行して来ています。

これらには3つの理由があります。

イベント会場での調理食材の提供が厳しくなった

まず、イベント会場は屋外であることが多く、年々保健所の管理規制が厳しくなって来ています。許可をとった厨房以外で調理することが難しくなって来ています。ちなみに「さばき方教室」の場合は、参加者自身が調理しているため、イベント主催者側が調理したものを提供したことにはなりません。今は、衛生管理規制をクリアすることが強く求められています。勿論、地域としても、事業者としても万一の事故を起こすわけにはいきません。

以前は気軽に「かに雑炊」等を提供していましたが・・・

「早食い競争」「食べ放題」という言葉が近年問題視されている

SDGs推進の影響もあり、資源を軽視しているとも取られかねない「食べ放題」や「早食い競争」が好意的ではない風潮があります。また、せっかくのブランド食材が安っぽく扱われてしまうことへの地元の残念感も強まって来ています。そもそも今は地物で調達したら”安価な食材”を入手しづらくなって来ており、今後更にその傾向が高まってくることは間違いなさそうです。

「早食い競争」は今後実施が難しくなります

平成時代には行っていた「早食い競争」も今後実施が難しくなります

体験型のイベントの人気が高まっている

近年の傾向として、より深く体験をしていただくディープな旅行が人気となっています。特にコロナ禍を経ての傾向といえますが、たくさんの人が集まるイベントよりも、少人数の人が深く体験できるイベントの方が好まれているように感じます。

体験型イベントの方が人気に

今後は体験型イベントの方が人気に

そして、3つの理由に共通して言えることですが、

無料のバラマキでたくさんの人にお越しいただくのではなく、特定の食材に詳しくなりたい、極めたい、その体験を通じて思い出を作りたい、大好きな食材や地域を育みたい、というのが強くなっているため

という参加者の希望が高まっているように感じます。

ありがたいことに香住は、春秋冬はカニ、夏はイカと、海鮮食材に恵まれています。食材のファンになっていただくとともに、香住のことをもっと知っていただき、好きになっていただく。更には、家族で、友人同士で素敵な思い出を作っていただく”場”を提供できれば、という思いもあります。

そんな流れの中、楽しんで特別な体験に参加できるイベントが今後も実施されそうです。9月や11月にカニまつりもありますので、ご期待下さいね。

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