香住が「かにの本場」と呼ばれる7つの理由 前編

グルメ食材

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。

最近、但馬牛を”熱く”語っておりますが、

「あれ?!かどやさんはカニ宿なのにカニの話少ないね」

とのご意見を頂きました。

 

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ということで、久し振りに?!カニのお話を。
今日は私、誕生日ですし←関係ない

今日のお話はかなり濃いのでカニ好きな方は是非完読して下さい。

ズバリ、

香住が「かにの本場」と呼ばれる7つの理由

です。

館内に貼った香住冬の新ポスター
香住のカニのポスター

必ず入っている文字

カニの本場
『カニの本場』って??!

以前のポスターを確認してみても

香住2012年のポスター
前回のポスターにも「カニの本場」の文字

香住2010年のポスター
前々回のポスターにも「カニの本場」の文字

「カニの本場」の文字がしっかりとあります。

何を持って「本場」というのか。

考えてみると「本場」というのを「本家」と書き直せば、

「元祖」とどう違うの?

論争になってしまいそうな曖昧な言葉です。

香住が「カニの本場」と名乗る理由。

これを今回のブログ記事でお話いたします。
(私の個人的調べ)

はい。7つみつけました。

  1. ・戦前から続くカニ漁とそれを証明できる写真の数々
  2. ・かに料理発祥の地
  3. ・選別日本一、高い目利き
  4. ・ベニズワイ漁もあり、秋から春までカニでおもてなし
  5. ・30年以上続くカニのお祭り
  6. ・かに民宿が150軒以上
  7. ・大型船による安定供給

順を追って説明していきます。

1.・戦前から続くカニ漁とそれを証明できる写真の数々

今シーズン香住のポスター

香住新ポスター
昭和30年代カニせりの様子

カニが並べられている写真は戦前のものもあります。

松葉ガニの並ぶ戦前の香住漁港
昭和15年の香住西港

このようなカニ競りをしている写真が多くあります。
カニによる観光業の発展とともにカニ漁は栄えたのではありません。

元々カニ漁をしていたのです。

2.・かに料理発祥の地

かに料理については2つのお話があります。

海料理発信のまち
海料理発信のまちかすみ

まだ、かに料理といえばゆでガニしかなかった昭和30年代。

1軒の民宿がはじめた鍋で生カニを食べる「かにすき」が空前のヒット。

かに鍋
かにすき宿は香住が発祥

(川本屋さん)

「カニを旅人に振る舞う」
という歴史が香住には50年以上前からありました。

※三輪旅館さんの話は時代考証も含め、現在調査中。
私が大学時代(25年前)に聞いた話なんです。

3.・選別日本一、高い目利き

今ではメジャーとなった香住柴山港の細かい選別。

昭和の時代から既に細かい選別が始まっていました。
(柴山港漁業共同組合史より)

柴山港名物生け簀での松葉ガニの競り130321
生け簀競りをはじめたのも柴山港

細い選別が結果として仲買人さん、宿の調理人の目利きレベルも上げていきました。

4.・ベニズワイ漁もあり、秋から春までカニでおもてなし

11月から3月までがカニの漁期。
確かに松葉ガニ(ズワイガニ)はそうです。

香住の場合、夏以外の9月から5月までが漁期のベニズワイガニ漁もあります。

生け簀で生きたままの香住ガニ
近畿で唯一ベニズワイガニ漁をしています!

カニに接している期間が圧倒的に長いです。

ふぅ~

7つのうち4つまでお話しました。

2のかに料理発祥の地についてはもう一つお話があります。

ある皇室の方が香住を訪れた際、焼きガニを振る舞いました。。

そのおいしさに

「この地域はぜひこのカニ料理でお客様をおもてなししなさい」

と言われた。

これは私が大学生の頃(25年ぐらい前)。

当時香住町長だった畑中昌之さんからお聞きした話です。

皇室の方の名前もお聞きしたのですが、忘れてしまいました。
おもてなししたのは三輪旅館さんだったと記憶しています。

このお話はちょっと曖昧なので・・・
詳細わかり次第またご紹介させていただきますね。

7つの理由、5番目からの続きは明日!

いや~香美町、
山の但馬牛と海の松葉ガニ。
美食のまちですね^^

香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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