JR山陰本線佐津駅の駅舎の歴史的価値について
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
先日、お客様の送迎で佐津駅に行った際、改めて佐津駅の駅舎を見た際、ユニークな標を見つけました。

佐津駅にある管理用の標
一番下にある「建物財産標」に注目して下さい。

建物財産標(駅本屋)明治44年8月
な、なんと、この駅舎が建てられたのは、明治44年!!当時、播但線城崎駅(現・城崎温泉駅)から香住駅間の延伸時に開設されました。ちなみ 旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成しましたので、現在の山陰本線が開設された時からの流れですね。
この駅舎がその当時に作られたもの、というわけではありませんが、少なくとも昭和の趣きを出してくれています。例えば、昔していた切符を購入する窓口は既に封鎖されていますが、その台座となる部分は今でも確認できます。

昔、窓口があった部分(現在はポスターが貼られています)

ここであの硬い切符をやりとりしていたんですよね
この看板はかなり昔に設置されたものがそのまま使われていると思われます。なんといっても印刷ではなく、書かれたものですから。

佐津駅の駅看板
そういえば、昭和位11年の佐津駅前の写真がありました。

昭和11年永光寺の釣り鐘を迎える様子(佐津駅にて)
先日紹介した生成AIのGemini Nano Banana Pro3でカラー写真化してみると・・・

昭和11年佐津駅前、生成AIでカラー写真化
佐津駅の外観が今と同じであることが屋根の形などからわかります。

現在(令和7年)の佐津駅
明治44年は西暦1911年です。何気なく使っている佐津駅の駅舎が、実は114年前に建てられたもの。ぜひそんな歴史も感じていただけたらと思います。最初に紹介させていただいた建物財産標は改札を入ってすぐ左にありますので探してみて下さいね。
こちらの駅舎、これからも長く残し、有効活用できる方法がないかな、と感じています。
******************************************************

LINEからのお問い合わせはこちら
香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
兵庫県美方郡香美町香住区訓谷319番地
Tel:0796-38-0113
↑↑↑
スマートフォンから電話番号を
タップすると直接発信可能です
メールでのお問い合わせフォームはこちら
#香住 #佐津駅 #駅舎 #建物財産標


