なぜ、旅館のお風呂のシャワーやカランは自動停止式のボタンなのか?

施設について

おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。先日、小学生のトイレ事情に関して、ビックリしたネット記事を目にしました。

新小学1年生に「和式恐怖症」 約半数が学校でウンチできず

学校でウンチをするのは恥ずかしい・・・

そんな理由で、と思いきや、和式トイレの使い方がわからないんですね。家庭の98%が洋式という時代というのもビックリです。そういえば、当館も6年前のリニューアル時にすべてのトイレをウォシュレット付のトイレに変更しましたが、既にその頃から「トイレはウオシュレット付ですか?」「トイレは洋式ですか?」というお問い合わせが多かったように思います。自分が30代の頃は和式トイレに対して何の違和感も持っていませんでした。(むしろ、お尻を直接乗せることの方に違和感があり、和式派でした)が、50歳を前にして、腰を下ろして座れる価値を身にしみて感じるようになってきました(笑)

トイレは自動で流れるのが当たり前?!

実はこれ、トイレの使い方以外にも、家庭の常識と公共施設の常識は違うということに気付かされます。というのは今、用を足したら自分で流さなくても勝手に流してくれるものが出てきているんですね。なので汚い話ですが、トイレを利用後流さずに放置、ということも起こっているようなのです。

ウオシュレット付トイレ中にはどこにボタンがあるのかわからない
不便なトイレもありますね・・・

最近のシャワーやカランが自動停止式ボタンの理由

最近、温浴施設に行っても旅館やホテルへ行っても、お風呂のシャワーやカランが自動停止式ボタンのところがほとんどです。

お風呂のシャワーとカラン当館もボタン式のものです

これって不便だと思いませんか?シャワーがもう少し出ていて欲しいところで止まったり、風呂おけにお湯がまだ半分も入っていないのに止まったり・・・私自身入浴中に「イラッ」としたことが何度かあります。

なぜ、以前の蛇口式やボタン式でも出っぱなしに出来たタイプから一定時間で止まってしまうタイプに変わってしまったのか。

まさに「自動式」と思い込んだ方が一晩中お湯を出しっぱなしにしてしまうことが年々増え続けてきたからです。(これは水という資源に対してエコではありません!)

シャワーに関しては、途中で止まってしまうために、近年水量の強さが求められてきています。当館も色々とお金をかけてシャワー水量を強くする工事をしてきましたが、男女と貸切風呂、更には外にシャワールームを設置したため、同時に使うと瞬間的にシャワーの強さが弱くなってしまうことがあるようです。(現時点でこれ以上強くは出来ないようです。常に弱いわけではなく、一気にシャワーを使った時に起こります。少し時間を空ける等で対応願います。入浴繁忙時間帯のみに起こることがある旨、ご了承下さい)

家庭用と公共の場では機能が異なります

色々と自動になり、便利になってきていますが、反面機能の多様化で自分の普段の生活と違った機能にイラッと来ることもあろうかと思います。特に不特性多数の人が集まる温浴施設や旅館のお風呂のシャワーやカランは、自宅のものとは異なります。全ての人にとって使い勝手が良いものってなかなか作ることはできないものなんだな~って思います。

当館のような小さな宿でも家庭用ではない機能のものを取り付けています。小学生のトイレ問題の記事を見て、お風呂もそんな風に進化?!していってるんだなぁ~って思いました。

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