旅慣れている人が使う温泉地の「内湯」や「外湯」ってどういう意味?

宿の選び方
かどや男湯

よく、かどやのお風呂は狭いと言われます。


上記写真は男子浴室です!

こちらに小さめの陶器の露天風呂。

男女それぞれです。


男湯の露天風呂

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!

 

初めてお風呂が小さいと言われた時はビックリしたんです。

というのも、部屋数の少ない民宿であれば、これ以上大きいお風呂である感覚が私にはなかったためです。

でも、よく考えるとお客様は

(どこどこの旅館に比べて)大きい、小さい、という判断をされているんですね。

旅館規模でいったら小さい方かもしれません。

あと、私が城崎温泉出身。女将も城崎温泉で修行をしてきた。更には工務店さんが城崎温泉の工務店さんにお願いしている、というのがあるかもしれません。

城崎温泉の旅館のお風呂とは?

実は城崎温泉の旅館のお風呂は当館と変わらないぐらいのお風呂が多いです。

基本、城崎温泉は外湯巡りが主で、お客様は旅館のお風呂でなく、外にある銭湯に入りに行きます。


浴衣を着た宿泊のお客様が
夜、たくさん歩いておられます

城崎温泉は町自体が徒歩圏内にあり、町全体を一つの旅館として見立てているという全国的にもユニークな温泉地です。

その大きな特徴として、お客様に外のお風呂を巡っていただくために、旅館のお風呂の大きさが制限されています。

大きなお風呂を作ることができないのです。(収容人員によってお風呂の大きさに請願があります)


城崎温泉「共存共栄」のコンセプト

城崎温泉で生まれ育った私や女将は、民宿であること以上に館内のお風呂を大きく作る、という発想がありませんでした。

佐津温泉には外に銭湯がないので、大きく作るべきだったかもしれませんが・・・。

外湯と内湯って何?

ちなみに城崎温泉では普通に使われている言葉。

外のお風呂のことを”外湯”と言います。

旅館内にあるお風呂のことを”内湯”と言います。

Wikipediaでも

外湯(そとゆ)とは、温泉街に存在する、宿泊施設を伴わない公衆浴場、日帰り入浴施設のこと。

内湯(うちゆ)とは、温泉地にある旅館において、その宿が保有する風呂のこと。

と、あります。

温泉地では一般的に使われる言葉です。

昔は外湯ばかりが一般的だったのが日本中の温泉地ですが、大型温泉旅館が出来た地域には内湯の方が豪華、というところも多いです。そんな中、内湯に規制をかけた城崎温泉の方が珍しいのでしょうね。

あ、そう言えば、今年も城崎オンパク始まってますよ!!

興味のあるプログラムがありましたらぜひ♪

佐津温泉にも外湯が欲しいですね・・・。

 

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