地方への提言~田舎だって気軽にクレジットカードが使えるお店をもっと増やすべきと思います!

お・も・て・な・し

5月6日のブログ。

クレジットカードについて書いたこの記事。

たくさんのアクセスを頂きました。


普段の2倍、
5247アクセスも!

3千アクセス以上が今回のブログ記事だけに対してでした。

なぜ、田舎に行くほどクレジットカードを使えるところがないのか。多くの方がそう感じてらっしゃると思います。

とても関心のあるテーマだったようです。

 

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです。

ちょっと残念なお話です。香住においてランチを食べたいと思った時、クレジットカードに対応しているお店はありません。ゼロです。

あと、お土産を買う際、「道の駅が良いですよ~」と言っていますが、但馬の道の駅のほどんどが(おそらく全てが)「現金のみ」です。


地方はまだまだクレジットカードの
使えないお店が多い

日本はキャッスレス後進国

去年の11月に公費でロンドンへ行かせて頂きました。


美しい街並みと夜景に感動でした!

現金、どれぐらい持っていけばいいのだろう、と思っていたら

「ほとんどいりませんよ。カードで行けますから。」

と言われたのですが、行ってみてビックリ。

地下鉄やコンビニ、数百円(数ポンド)の支払いもカード。


地下鉄もクレジットカードでOK

教会で屋台があり、そこでランチのタコスを購入する際もカードでOKでした。


こんな感じの露天でもカード払いでした


ベンチに座って食べました

意図的に現金なしでの旅行に挑戦、というのもできてしまうかもしれません。


でも、日本は電子マネーでのキャッシュレス化が進んているよね!

確かにそう感じるかもしれません。ICOCAやSuica等キャッシュレスで交通機関を利用できます。が、これも電子マネーカードを持っている日本人だけ。利用できる場所も都市部に限られています。

クレジットカードが使えないところが多いという点で、日本はキャッシュレス後進国なのです。

国としてはあと3年でキャッスレス化を進めたい

キャッシュレスはロンドンだけでなく、アメリカやヨーロッパの主要都市も進んでいるようです。2020年の東京オリンピックでたくさんの外国人が訪れるわけですが、カードが使えて当たり前の国から来る地域の人たちは、日本のカード利用できないところの多い不便さにびっくりすることと思います。

実は、日本自体は国策としてキャッシュレス化を進めています。

「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会等の開催等を踏まえ、キャッシュ
レス決済の普及による決済の利便性・効率性の向上を図る。このため、訪日外国人の増加を見据えた海外発行クレジットカード等の利便性向上策、クレジットカード等を消費者が安全利用できる環境の整備及び公的分野での電子納付等の普及をはじめとした電子決済利用拡大等について、関係省庁において年内に対応策を取りまとめる。」

「日本再興戦略」改訂 2014-未来への挑戦-

実際には、3年前から言われているのに、まだまだ進んでいない現状があります。

カード利用可のお店・宿が増えた方が地域は栄える

香美町には200軒近い宿がありますが、カードが利用できる宿は2割もありません。使える宿でも使えることを隠している宿が多いようです。

かどやは私が帰ってきてしばらくしてからすぐにカード利用可能にしました。VISAとMASTERを使えるようにしてから18年経っています。18年前から最近までクレジットカードを使えることをホームページのトップに目立つように記載していました。

正直、「カードが使えるから」という理由で当館をお選びいただいたお客様も多いように感じています。広告宣伝費に月に数十万かけてカードの利用不可。そうするのであれば、カードを利用できるようにしてそのことをPR、広告宣伝費を少なくした方が費用対効果は高いと私は感じています。

どうも田舎の事業者の方は「カードが使える」と告知することによる宣伝効果を過少に見積もっているように感じます。それどころか、カードを使えることを公にしないようにしています。そのことによってものすごーくお客様を逃がしてしまっていることに気づいていないようです。

お土産屋さんやレストランなども、「カードが使える」ことでお客様の財布のひもがゆるくなる、手数料以上の上乗せ売上が期待できると思うんですね。

実際、「カードが使えるなら」と、ワンランク上の商品を購入したり、サービスを受けたりすることは私もありますf^^;

正直、他の事業者さんがカードが使えなくて当館だけが使えた方が、経営的・集客的には有利です。今のままの方が有利かもしれません。

でも、「香住は、香美町はカードが使えないお店や宿が多い」という認識が広まってしまうことの方がこれからの時代、厳しい時代になってくると私は実感しています。

宿、お土産屋さん、レストランや食堂。観光事業者が一体となってキャッシュレス化に取り組んでいかないと行けなくなってきています。

高齢化でカード利用できない小さな宿、お店が多いのであればなおのこと、「カードが使えるお店」の一覧を作ってお越し下さるお客様に対して”わかりやすく”提示しておくことが急務です。あるいは、小さな事業者の集合体としての販売機能を持っている「道の駅」などはカード対応していくべきなんじゃないかなぁって思います。

来年だったかな?新温泉町に道の駅が新規でできます。私がここの事業に関わっていたら絶対カード利用可にします。

「カードの使える道の駅」

ということをうたうだけで大きな経済効果、広告宣伝効果があるからです。途中に導入すると誰がその手数料を負担するの?となりますが、新規オープンの場合ならば、最初からその手数料を決めておけます。

あと、とても大切なこと。お客様が知りたい情報を提供しておかなければならない、ということです。使えない場合は「使えない」ということを明確にWEBサイトに書いておくことも大切です。

ちなみに香住で「クレジットカードの使えるおススメのお土産屋さん」あります。

お帰りの際、フロントにいる私にご相談いただければお知らせしますので、気軽にお声がけください。

クレジットカードが使えるランチのお店は・・・

今後探していきます!!(汗)

多くのお店でクレジットカードすら使えない地域に未来はない。

今日はあえてこの暴論を吐かせていただきました。

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TODAY’S PHOTO
のどぐろ、揚がりだしました!

やっぱりノドが黒いです・・。

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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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