私が地域の勉強を始めた理由~佐津谷の勉強会より

まちおこし

おはようございます!
民宿美味し宿かどやのGakuです。


昨日開催した佐津集落の歴史勉強会。



一昨日の佐津谷を学ぶ会の様子


私の主宰しているNPOが企画しました。


実は5-6人の参加者を予定していたのですが、
開始時間の1時間前に集落の有線放送で流したところ、
なんと13名もの方にご参加いただけました。


しかも、そのほとんどが民宿をされている方です。


自分の足もとのことって案外知らないものです。


昨日もお話しましたように、
地域名の由来すら知りませんでした。


近年、旅の形態は変わりました。


おいしいものが食べられたら良い、温泉につかってのんびりできたらいい。


それは当たり前、最低限のことです。


更にその地域の人ともっと仲良くなり、詳しくなりたい。


それによって再々訪れることのできる第2の故郷としたい。


そうなってこその「のんびり」なんですよね。


私自身、40歳を過ぎたあたりから、
色々なところに行くよりも。自分の好きなまち、
親近感のある人のまちに行きたい、という希望に変わってきています。


自分がお迎えする立場の時、どうあればよいか。


地域のお話を語れる状態になっていないと、思ってしまうわけです。


地域のエピソードの一つでも、
お土産として持って帰っていただきたいな~なんて。


そう考えると、知ったつもりになっているだけの
地域のこと、もう一度しっかり勉強しなおさなきゃって思うんですね。


調べれば、調べるほど自分のまちに愛着がわきます。


自分がお客様の立場になった時、
その土地に詳しい人と詳しくない人のお店(宿)のどちらに行きたいか。


そう考えると、自分も知識を得ることを楽しみながら、
しっかりと準備をしておかないと、と思うわけです。



既に完成している今子浦と岡見公園の説明冊子


今回の勉強会を経て、佐津の説明冊子も今年度中に作る予定です。


将来的には冊子を作成した地区は、どこもまちあるきガイドがいる、
という状態に持って行きたいです。


地域に愛着を持ち、地域のことに詳しい人のいるまちになる。


これからの時代は、大きな観光施設を作ったり、イベントを行うよりも
大切なんじゃないかって思っています。


民宿の方が積極的に参加されている佐津の未来は明るい。


これからも勉強会を定期的に続けて行く予定です。

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