佐津海水浴場は8月17日まで。なぜ、8月下旬は海水浴場を開設しないのですか?

佐津海水浴場2025年 海の話
今シーズンも多くの皆様に海水浴をお楽しみいただいております!

佐津海水浴場は8月17日まで。なぜ、8月下旬は海水浴場を開設しないのですか?

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

8月になり、真っ盛り。猛暑、酷暑が報道されますが、皆様無理なくお身体に気をつけてお過ごしいただけてますでしょうか。

さて、そんな8月の当地ですが、佐津海水浴場の開設は8月17日までとなります。8月下旬はなぜ、海水浴場を開設しないのでしょうか?これには理由があります。

佐津海水浴場の開設は8月17日(日)まで

まず、香住でも佐津集落といえば、海水浴場が昔から有名です。今年も海水浴場を開設し、監視所もございます。

佐津海水浴場2025年

今シーズンも多くの皆様に海水浴をお楽しみいただいております!

そんな海水浴場の開設期間ですが、毎年お盆休み終了直後の週末までとさせていただいております。今年は令和7年8月17日(日)となります。

なぜ、8月下旬は海水浴場を開設しないのか

なぜ、8月18日以降は開設していないのか。昔から日本海側では

お盆を過ぎると波が高くなり、クラゲも出やすくなる

と言われていました。クラゲについては近年の気候変化の影響で、お盆頃、あるいはお盆以降8月末まで発生しない年が増えてきています。しかし、波が高くなるのは8月下旬においては毎年の傾向として続いています。

この8月お盆を過ぎるとが高くなる現象のことを、「土用波(どようなみ)」と呼びます。土用波は、ズバリ、8月後半以降に日本近海で発生しやすくなる台風の影響といえます。

そもそも夏から秋にかけて、太平洋上で台風が多く発生する時期です。これらの台風が日本の遥か沖合で発生しても、その周辺で発生した大きなうねりが、日本の沿岸まで伝わってきます。日本海側も例外ではありません。このうねりが海岸に近づくにつれて、波が高くなり、非常に大きな波となることがあります。天候が穏やかで風も吹いていないにもかかわらず、突然大きな波が押し寄せることもあります。

この土用波と呼ばれる現象は、夏の土用の時期(立秋の直前ごろ)に発生しやすく、お盆の時期はちょうどこの土用の時期と重なるため、8月後半以降に高波が発生しやすい傾向にあると言えます。

つまり、8月下旬は海水浴場を開設していない理由は、土用波からのリスクを避けるため、というのが答えとなります。

8月お盆以降は海水浴をしてはいけませんか?

8月17日までは海水浴場が開設されているということで、監視所が設置されていますが、8月18日以降は監視所はありません。海水浴が禁止となるわけではありませんが、海況判断及び遊泳判断は自己責任となります。

波が高くなりやすい時期、それも急に波が高くなる可能性があることを理解した上で、慎重に遊泳をお楽しみ下さい。いずれにせよ、海水浴をお楽しみいただくのは佐津海水浴場に関して言えば、8月17日までがおすすめです。ご理解の上、あと半月あまりとなった海水浴シーズンをお楽しみいただけましたら幸いです。

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