余部鉄橋空の駅から見下ろす余部集落の家々の瓦屋根の美しさ
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
先日、地元のまち歩き勉強会に参加し、講師である建築家の先生とフィールドワークで余部橋梁へ行きました。その際、空の駅から眺める眼下の風景について、建物を通して眺める新たな視点を教えていただきましたので、紹介いたします。

余部橋梁
旧余部鉄橋の一部が残されており、新余部橋梁に併設されている空の駅。高さ40mから日本海を眺めることができまる展望台にもなっています。上記の写真でも確認できますが、エレベーターが設置されており、気軽に登れるのもありがたいです。
こちらの空の駅、展望台として日本海を眺めることのできるスポットとして日頃から紹介していますし、JRでお越しのお客様を、こちらの駅までお客様を送迎させていただくこともあります。
上り線で佐津駅11:08発が餘部駅10:46発となりますので、民宿かどやを送迎車にて9時半ごろに出発すれば、10時前ごろから列車が出発するまでの時間、道の駅でお買い物をしたり、空の駅で風景を楽しんだりすることができます。

JR餘部駅は一部、昔の線路の上を歩けるところもあります!
余部橋梁を実際に列車で渡ってみる体験はテンションが上がります。オススメ体験です!!

さて、そんな余部橋梁「空の駅」からの風景。これまで私は「日本海を望む海の景観」にばかり目がいっていました。しかし、今回建築家の先生と一緒にもう少し手前の集落の風景を見た時に、石州瓦を中心に建てられている家々の美しさを今更ながら再認識しました。

空の駅から見下ろす日本海と余部集落の家々
ほとんどの家がツヤツヤ光っている石州瓦の屋根です。これは、雪の降る日本海側で使用されている石州瓦、特に湿気に強い塗料を塗っているため、このツヤが出ているそうです。昔は赤瓦が定番でしたが、今では色々な色の瓦が販売されていて、当地は黒の瓦が多いようです。
余部橋梁から日本海は真北の位置にあります。その真北に向かってキレイに建物が建てられているのも眼下に見下ろすとよくわかります。

屋根が全て海に向かっているのがよくわかります♪
均等に並んだ家々とその瓦屋根。この美しさもぜひ、空の駅から眺めていただきたいです。ほとんどの建物が壁に焼杉板を使っているのも特徴的です。

炭化の跡が残っている焼杉板
建物の壁である杉板がガッチリと鎧張り仕上げになっているのも潮風と風雪に耐える日本海側の特徴とのことです。
そういえば、民宿かどやの外壁も杉板の鎧張りです。

日本海側の多くの木造家屋は杉板貼りが多いです
瓦も石州瓦です。日本海ならではの建築物をご覧いただく、というのも当地に訪れた時の楽しみ方の一つとして捉えていただけたらと思います。
話を元に戻しますが、余部「空の駅」、ぜひ行ってみて下さいね。お車でお越しの方は道の駅がありますので気軽に行っていただけますし、JRでお越しの方も帰路の列車としてお送りさせていただくことが可能ですのでぜひ!!
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