台風一過、打ち上げられた漂着ゴミはどんなもの？～佐津海水浴場の場合

おはようございます！
民宿美味し宿かどやのGakuです。

台風11号、見事に兵庫県を縦断しました。（笑）

但馬地方は台風の進路の西側に入ったためか、雨、風ともに大きな被害がなく、ホッとしています。
あ、漁師さんに確認したところ、今日の活イカ、確保できました！！＼（＾o＾）／

台風一過翌朝、8月11日の佐津ビーチ

台風が過ぎ去った後の海は荒れる、とお話していましたが、今回は拍子抜けなぐらい波はそれほど高くなりませんでした。ありがたいことに昨晩からイカ釣り漁は再開、お出しできないと言っていた活イカも今日からお出しできそうです（＾_＾）

さて、そんな昨日の朝、7時半から海岸に打ち上げられた漂着ごみの清掃を区民総出で行いました。

ゴミの打ち上げられたラインが波の来ていた場所ですね

ゴミは大きく分けて２つ。

一つは流木

そしてもう一つは・・・

葦です！！

ある意味、人工のゴミではなく、自然のゴミですね。

このゴミ2つの共通点何だかわかりますか？

はい。川から流れてきたゴミなんです。
10年前の豊岡水害を引き起こした台風23号もそうでしたが、川から大量のゴミが海に流れ出て、海岸をゴミで覆い尽くしました。

佐津海水浴場の場合、他の海岸沿いに比べて人工のゴミが少ないビーチかと思います。
佐津川流域に住んでいる人が少ない、というのもあるかもしれませんが、やはりゴミをポイ捨てしない、上流域でのゴミの始末がしっかりしているということもあります。

よく、「海は山が作る」と言われるほど、山から川を伝って海に流れてくる栄養素は重要です。これが海藻類を育てる、と言われています。
同じようにゴミで海岸沿いが埋め尽くされるかどうかは、海水浴で出されたゴミよりもむしろ河川流域で出された人工ゴミ次第、とも言えます。
これは田舎も都会も同じで、何気なくポイ捨てしたゴミって全て最後は海に出て行く、ということを証明していることになるかと思います。
ゴミ拾い、ゴミ回収をする中から、そんな気づきを得られることもあります。

はい！
このお盆休み期間中は美しい海水浴場で皆様が楽しく過ごせるようお待ちしております！！\（＾o＾）/

ゴミ回収後、今朝の佐津海水浴場

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TODAY’S PHOTO『葦の山』

台風一過の海岸にて
海と山は川でつながっています
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