但馬のお米の話「稲木での天日干し!」~俺たちの武勇田(小代)

まちの話

おはようございます!民宿美味し宿かどやのGakuです。新米の季節ですので、今日もお米の話を続けますね。

「昔の稲木干しのご飯はオカズなんてなくても美味しく食べられた」

とうちの女将はよくクチにします。

小代の稲木干し
香美町小代「稲木干しの風景」

香美町小代では、今でも稲木干しの風景が見られます。機械で乾かすのと違い、ご飯にしたときの美味しさが違うのだとか。うちの女将曰く「お米の旨味が今とは全く異なる」のだそうです。

なぜ、稲木干しのお米が美味しいのか?その理由を神鍋の友人がブログに書いていますので紹介。

炭の穴から宇宙へ ~ 神鍋白炭工房の野望「棚田と稲木」

以下一部抜粋

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稲木干しが何故美味しいか知ってますか?

稲の刈り取りは稲穂が垂れて実が充分実ると行いますが
稲木にかけて天日に干す事での自然乾燥は乾き具合が良い仕上がりになります。
乾燥機が近頃は低温乾燥て言うのがありますが、今までの温風より自然乾燥に近付けるためです。

それ以外に決定的に大事なポイントですが
稲木に干して朝露に当てたり日中に天日で干す事を繰り返すと稲藁がポンプ作用によって
稲の藁に残った栄養を全部籾にもっていく事が出来るらしいです。
先人の知恵は素晴らしいですね。太陽エネルギーの恵みの美味しさが楽しめます。
時間やお金にとらわれない贅沢なこんなお米が食べたいですね。

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そんな稲木干しのお米。買えるんです!!

俺たちの武勇田
稲木干し香美町小代産「俺たちの武勇田」

香美町の小代地区は棚田が美しく、日本で最も美しい村連合にも加盟している地域です。その中でも有名なのがうへ山の棚田。

うへ山の棚田
以前当ブログでもご紹介しました!

この美しい棚田、2年前に継ぐ人がいなくなり、休耕田になってしまうピンチがあったんです。そんな中、地域の若者有志が立ち上がり、稲作を存続した田んぼが「俺たちの武勇田」です。彼らの活動はこちら

手作り感満載、干すのも稲木の天日干しでやっているのもそういった活動だからこそです。

このお米。小代物産館で販売中です。小代物産館とは小代観光協会とレストラン石楠花のあるところです。

「小代にはなかなか行けない!」という方は城崎オンパクの「但馬牛のルーツを訪ねるツアー」にぜひご参加ください!小代物産館には必ず立ち寄ります♪あ、でも11月5日までお米がまだ残っているかどうかはわかりませんので本当に欲しい人はお早めに購入されるか、取り置きをお願いしておいて下さいね。

 

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TODAY’S PHOTO 『レストラン石楠花の但馬牛焼肉丼』
石楠花の但馬牛焼肉丼
俺たちの武勇田を買いに行くなら
石楠花の但馬牛焼き肉丼もぜひ!

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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
Tel:0796-38-0113
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