２０１８年９月?１９年５月までの紅ズワイガニ（香住ガニ）漁獲量＆漁獲高が発表になりました！

活イカ＆活オコゼプランがスタートしました！

お刺身になる前の生きたオコゼ♪

これから３ヶ月間、よろしくお願いします。

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

さて、一昨日の神戸新聞に紅ズワイガニ（香住ガニ）の５月末までの結果が掲載されていました。

漁獲金額前年比２割増（神戸新聞）

色々書いてありますが、ここに書かれていることをひと言で言うと。

漁獲量５％減

漁獲金額２０％増

です！

つまり、紅ズワイガニの価格が２割以上も上がりました。

ここ５年、１０年のスパンで見れば、紅ズワイガニの価格は２倍以上になっています。ただこれは、私たちにとって悲しいことではありません。

ここまで価格が上昇したのは品質が向上してきているのと同時に、紅ズワイガニが「香住ガニ」としてのブランドとして認められてきたということです。

９隻中８隻が小型船の紅ズワイガニですから、海況の影響を強く受けます。年によって漁獲高の変動はあります。とはいえ、漁獲高が５％しか変わらない中で、２０％増加は大きいですよね。

高止まりしてくれると良いのですが、総じて国内外のカニ相場の上昇傾向に乗っかってしまっている感じもします。

紅ズワイガニも高級食材になってくる！？

元々水分が多めのため、足が早かったのが紅ズワイガニの問題点でした。しかし、この点が改善され、味も鮮度も良い紅ズワイガニを安定して提供できるようになったわけですから、価格高騰は特別不思議なことではありませんでした。

今後も品質が良くて美味しければ、価格は上がっていくと思われます。とは言っても、松葉ガニに比べればまだ安価です。紅ズワイガニ漁は香住漁港で１８５９トン１２億４千万円。

ちなみに松葉ガニは先シーズン但馬の漁港全体で１０００トン４３億円です（セコガニを含む）。セコガニを含んでいますし、先シーズンは水ガニを獲っていませんので単純に比較はできませんが、紅ズワイガニを１０００トンあたりの価格に換算すれば、６億８千万円です。４３億円と６億８千万円なので、６倍の価格差があるということ。紅ズワイガニは松葉ガニに比べて6分の１の価格ということになります。

と言っても、紅ズワイガニであっても、最高値が１万円を超える場合があるのが最近。タグのついた質の良いカニを１ぱい購入する、とした場合価格差は３?４倍ぐらいかな、という感じがしています。

何れにせよ、今ならば手の届きやすい価格です。将来松葉ガニ並みの価格になる可能性も秘めています。また９月には紅ズワイガニ漁が再開しますので、リーズナブルなうちにお越しくださいね。

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