今年はミズガニ漁は始まりましたが、当館ではミズガニはお出ししていません。

グルメ食材

最初に申し上げておきます。今日のブログはミズガニの扱いの是非のお話ではありません。ただ単に当館ではミズガニの取り扱いはしていない、ということをお伝えするだけの記事になります。


今年もミズガニ漁が始まりました!

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

昨シーズンは11、12月にカニを獲りすぎたのでその煽りを食ってミズガニ漁が完全禁漁となっていましたが、今年は再開。

ミズガニとは?

脱皮した直後の松葉がに。脱皮したばかりの為、甲羅が柔らかく身入りが悪いのが特徴です。あと、残念ながらかにみそも真っ黒でサラサラ。若干苦いです。「若松葉」とも呼ばれます。

サッと茹でて食べると松葉ガニの持つ濃厚さは十分感じされますので、美味しいです。あと、身入りは悪いですが、氷水でさらしての活のカニ刺しには十分できます。この食べ方も美味しいです。

当館では松葉ガニプランのカニ刺しは全て”活”を使っています。このミズガニを使えば、安価にカニ刺しを提供することが可能です。しかし、当館ではここ何年もですが、ミズガニは一切仕入れていません。(頂き物でいただくことはあります)

ミズガニシーズンになりましても活柴山ガニにてカニ刺しをしています。


活カニ刺しは柴山ガニでやっています!

その理由はシンプル。甲羅みそを確保するためです。


人気の甲羅みそ炭火焼の甲羅を確保するため

かにみそ部分が苦くて一手間加えなければならず、基本足だけを刺しや茹でで食べるミズガニを当館では提供しないと決めているだけです。

よく、ミズガニは資源的に獲らない方が良いという意見も耳にしますが、このことに関してはあまりわかっていません。

というのも、ミズガニ漁を控えたからと言って立ガニ(大人のオスガニ)が増えるという根拠がないのです。これはセコガニにも同じことが言えて、セコガニ漁をやめたからといってカニが増えるという根拠はないそうなのです。(これに関しては以前水産試験所の方にお話を伺った)

資源保護のためにミズガニ漁を自粛しよう!

という声はよく聞きます。しかし、当館がミズガニを仕入れないのは、資源保護の観点からではなく、単にもっと美味しいカニである成体となった松葉ガニを食べていただきたいからです。

ミズガニの安さは魅力的ですが、美味しいカニを食べていただきたいので、ミズガニで料理ができる内容でも、柴山ガニをお出ししています。

当館ではミズガニはお出ししていません

このことをお伝えすることが今日のブログの内容です。ご承知いただきましたら幸いです。

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