来シーズンの冬も開催！かにバス香住ライナーの報告会に出席してきました

来シーズンの冬も開催！かにバス香住ライナーの報告会に出席してきました

おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです！！

先週のお話になります。先シーズン（令和５年１２月から令和６年２月）の松葉ガニシーズンに運行されたかにバス香住ライナーの報告会に行ってきました。

かにバス香住ライナーシーズン終了報告会

冬の松葉ガニシーズンのお話になりますので、５月末のブログで書くのは季節外れではありますが、11月にまた始まる松葉ガニシーズン。あと3ヶ月ちょっとで予約もスタートになりますので、現時点でわかることはお話ししておきますね。

来シーズンも開催見込みです！！
トイレ付バスは大好評でした！！
JRに比べて長距離バスはしんどい、時間が読めないは昔の話

来シーズンも開催見込みです！！

まず、今回は「シーズン終了報告会」ということでしたので、具体的に何人の方に利用されたかの実数報告がありました。香住のかにバスとしては初めてWebからの予約中心で初年度だったことも考えると、上々の人数だったのではないかと思います。

その上で嬉しいことに、来シーズンもかにバス香住ライナーは運行される予定、とのことです。

当館のお客様もそうでしたが、総じて「かにバス香住ライナーがあることを知らなかった」「JRにて復路便香住・柴山・佐津発午前9時代の列車が減便になっていたことを知らなかった」お客様が多かったため、来年以降はもっと増えることが予想されました。

初年度は国の補助金を使っていたため、往復1万円以下の料金で実施されましたが、来年はもう少し高い価格設定になりそうです。

JR減便の問題の影響もあり、かにバスの利用者は今後増えていくと思います

ちなみに、JRにおいて大阪駅から香住駅、特急コウノトリ利用の料金は片道6,470円です。城崎温泉駅で途中下車した場合は6,140円＋420円＝6,560円で往復13,000円を超えます。その料金に比べればバスの方が安くるとのことです。

トイレ付バスは大好評でした！！

今回、利用者アンケートの結果も見せていただいたのですが、乗車の快適性という意味で、トイレ付だったことがとても好評だったようです。

バス車内には広めの洗面付きのトイレ

長距離バスが不人気な理由としてトイレの問題があります。バス内にトイレがあっても、非常に狭くて使いにくかったり。今回の大阪バスさんのかにバス香住ライナーは、車内後方を丸々トイレスペースにされていて洗面スペースも広く、快適に使えたとのこと。

長距離バスにおける1番のデメリットを解消されていることが、高評価につながっていたようです。実際、当館のお客様でバスでお越しいただいたお客様に「バス移動どうでしたか？」とお聞きしたところ、概ね「快適で良かった」とのご意見を頂戴しました。

JRに比べて長距離バスはしんどい、時間が読めないは昔の話

長距離バスといえば、しんどい、時間が読めないというイメージをお持ちの方が多いと思います。

しかし、かにバス香住ライナーで使用しているバスは先に挙げたようにトイレがついているだけではなく、座席が左右２列とゆったりしており、更には各座席にUSB端子がついていますので、スマートフォンを充電しながら移動できる親切構造でした。

ゆったりシートでUSB端子もあり

勿論、定期的に道の駅に立ち寄りますし、復路は出石経由で観光も出来ます。城下町出石はJRでの旅行では行きにくいところですので、バス旅行ならではの立ち寄り先です。

ランチで出石そばをどうぞ

「バスは時間が読めない」というイメージがありそうですが、概ねタイムスケジュール通りに移動できたようで、大寒波の起こった令和６年１月２４日であっても1時間程度の遅れで到着できたとのことです。これが今回のシーズンの最大遅延だったとのことですので、大雪の際のJRでの遅延よりも時間ロスは少ないですし、何よりも運休率が低いのもバスの魅力です。

自動車道がどんどん延伸し、大阪から香住が年々近くなってきていますので、「列車よりもバスの方がしんどい」は今は昔、「バスが時間が読めない」も、今回お出迎えをさせていただいた実感として、むしろ予定よりも早く着いた日の方が多かったと記憶しています。

これまでJRでお越しいただいていた方のバスへの変更が来シーズン以降一気に増えるのではないか。そんな予感をしています。

また、シーズン前になりましたら、かにバスの予約も始まると思います。人気が出ると席を確保しずらくなることも予想されますので、ぜひ早めにかに旅行の計画を立てて下さいね。