イカの種類にて山陰での名称白イカと真イカの違いとは?

白いか(ケンサキイカ)と真イカ(スルメイカ) 但馬の食材(海)
白いか(ケンサキイカ)と真イカ(スルメイカ)

イカの種類にて山陰での名称白イカと真イカの違いとは?

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

香住の夏の味覚といえば、なんといっても「イカ」です。当館でも、獲れたての新鮮な活イカを皆様に提供しています。そんな地物のイカですが、似たような2種類のイカが水揚げされているのをご存知ですか?

まずは、こちらの写真をご覧ください。

白いか(ケンサキイカ)と真イカ(スルメイカ)

白いか(ケンサキイカ)と真イカ(スルメイカ)

トロ箱の中に見た目でも色の異なる2種類のイカが並んでいるのがお分かりいただけますでしょうか?

実はこれ、香住をはじめとする山陰地方で水揚げされる代表的な2つのイカです。今回は、意外と知られていない、この「マイカ」と「シロイカ」の違いについて、詳しくご紹介したいと思います。

 呼び名と見た目の違い

写真に向かって左側の、全体的に色が濃く、ツヤツヤと黒光りしているのが「スルメイカ」です山陰地方では親しみを込めて「マイカ(真イカ)」と呼んでいます。

スルメイカ(真イカ)

スルメイカ(真イカ)

一方、向かって右側の、やや赤みがかったイカが「ケンサキイカ」です(水揚げ直後は赤っぽく、時間が経つと透き通った白色になります)。こちらは山陰では「シロイカ(白いか)」という名でブランド化されています。

ケンサキイカ(白いか)

ケンサキイカ(白いか)

こうして箱の中に一緒に並べてみると、色や形の違いが一目瞭然です。

水揚げされる時期

どちらも初夏から秋にかけて水揚げされますが、5、6月ごろよりマイカの方が先に水揚げされ出します。シロイカは「山陰の夏の風物詩」と言われ、夏(7月〜8月頃)に旬のピークを迎えます。夜の日本海に浮かぶイカ釣り漁船の美しい漁火(いさりび)は、この時期ならではの情景です。

佐津海水浴場から見られる漁火

佐津海水浴場から見られる漁火

味と食感の違いと価格について

シロイカ(ケンサキイカ):
なんといっても「濃厚な甘み」と「とろけるような柔らかな食感」が最大の特徴です。お刺身で食べると、口の中にねっとりとした極上の甘さが広がります。「イカの女王」とも呼ばれるほど、生食での美味しさは格別です。

非常に人気が高く、極上の甘みを持つため「高級イカ」として扱われます。旅館や料亭での夏のメイン料理、お刺身の主役を張る存在です。活イカは主に白いかを使っています。

活イカ

活イカは主に白イカになります!

マイカ(スルメイカ):
シロイカと比べると「しっかりとした心地よい歯ごたえ」があり、噛むほどにイカ本来の旨みが溢れ出します。まさに”スルメ”にするとより旨みが引き立つ以下でもあります。肝(ワタ)も大きくて濃厚なので、塩辛にするのも主にこちらです。

活イカで食べることも可能で、7月初め頃、万一白いかの水揚げがなかった場合は真イカにて活イカを提供させていただく場合が稀にあります。

比較的漁獲量も多く、地元でもよく食べられる「大衆的なイカ」です。リーズナブルながらも、焼いてよし、煮てよし、もちろんお刺身でも美味しい万能選手です。

白イカの方が真イカよりもお値段は高めですが、だからと言って味に優劣はなく、どちらもそれぞれにおいしさがあります。個人的には

白いかの方が上品な味がする

というひと言で言い表せると思っています。

ですので、「極上の甘みと柔らかさ」を堪能するならシロイカ、「しっかりとした歯ごたえと旨み、ワタのコク」を楽しむならマイカ、です。どちらも甲乙つけがたい山陰の豊かな海の恵みです。

当館では〆にお出ししているイカ丼には白イカ(ケンサキイカ)のお刺身を使用しています。

〆のイカ丼

民宿かどやでは、白イカをメインとしていますが、真イカを使ったお料理もございます。ぜひこの夏は、香住へ美味しいイカを食べにいらしてくださいね。

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香住/佐津/柴山 民宿美味し宿かどや
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