香住のお魚における磯物と底物という言葉
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
今日のお話は、釣りをされる方が使用される言葉ではなく、香住の海産物における言葉の使い方としてご理解下さい。
通常、一般的には「磯物」といえば、近海で獲れる魚。貝や小魚などを指す場合が多いです。淡路島では「いそもん」と言えば、貝のことを指すのが一般的だったりします。
逆に、「底物」というと主に海底付近を生活の場とする魚ということになるのですが、釣りをされる方の感覚でいうと、イシダイやイシガキダイ、クエなどの磯釣りにおいて深場の魚を狙った時に使われたりします。また、アクアリウムの視点で言いますと砂地など底床付近で生活する魚のことを指します。
香住では、底もんと言えば、「底びき網漁船」で水揚げされた水深数百メートルのところに生息する魚のことを指します。

香住ではカレイやハタハタなどがいわゆる「底もん」のお魚です!
ズワイガニも底びき網漁となりますので、ある意味「底もん」と言えます。
一方で、少し前まで民宿かどやの看板は以下のものでした。

以前、かどやの西側にあった看板
「磯料理かどや」と書かれています。昨日のブログでもお話ししたのですが、元々かどやのある集落の多くの宿が海水浴場の民宿として夏場を中心に営業していました。つまり、夏場は底びき網漁船が休漁中の時期であり、「底もん」は提供できない時期であり、夕食では概ね近海で獲れる「磯物」を中心に提供させていただいています。

そんな中、当館の名物となったのが「おこぜ料理」でした
香住で「磯物」というと、近海で水揚げされる魚と、サザエやアワビなど貝類のこととご理解下さい。
6月から8月は底びき網漁船が休漁中であり、まさに磯料理が中心となる時期です。更には、漁火でお馴染みのイカ漁も夏が旬ということで加わりました。

夏の名物「活イカ&オコゼ」
民宿かどやの創業時から、いわゆる昭和の民宿が提供していた夏場の海の幸。昔ながらの定番を味わうことができるのが夏場であったりします。その中でも今ではしっかりと高級食材を使用し、いわゆる「ご馳走」になってきているのが平成を経ての令和流でもあると言えます。
【夏P】活イカ&おこぜ舟盛☆夏のごっつぉプラン~香住とかどや人気コラボ
今は海水浴シーズンというよりも、春、秋、冬とは異なる海の幸を食べられる魅力を持つ3ヶ月間といったイメージになってきています。
香住龍の「磯物」、磯料理の言葉の意味とともに、限られたこの時期をぜひお楽しみ下さい。
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