いよいよ１月も今日が最終日。松葉ガニシーズンもあと２か月となりました。いや、まだ２か月もあります！！
昨日チェックアウトのお客様から素敵な「お客様の声」をいただきました！でも、「文章写真の公開不可」に（T＾T）
こちらで紹介させて頂きますー
ここ20年来、カニのシーズンにかどやさんにお世話になっています。主に日帰りで利用していますが、茹でガニのみそのおいしさでまた来たくなります。宿泊は2度目ですが、来る度にかどやさんの「進化」を感じています。細かい所まで気配りがゆき届いていると思います。また利用させていただきたいので、よろしくお願いします。
素敵なメッセージ、ありがとうございます！！こんなに素敵なメッセージ、紹介しないのは残念過ぎるということでこちらに書かせて頂きました（＾o＾）K様、ありがとうございました！
おはようございます！民宿美味し宿かどやのガクです。
最近
松葉ガニ漁はいつまでですか？
という質問を受けることが少なくなりました。
３月末までやっているということが浸透してきました。
それに伴い
シーズン中、何月のカニが一番おいしいの？
という質問をよくいただくようになりました。
特にイメージなのでしょうか。
３月のカニっておいしくないんじゃないの？
という質問も時々いただきます。
焼く前の生の松葉ガニ♪
セコガニが１月から禁漁になるもう一つの理由
一つうんちく話を。
以前にもお話しした通り、セコガニ漁は１２月末を持ちまして禁漁となりました。今持っている分は冷凍で確保している分のみです。
以前は１月上旬まで獲っていたセコガニが１２月末になったのは資源保護のため。卵を抱えたメスガニを乱獲するのは良くないですよね。
でも、この時期に禁漁とするのにはもう一つ理由があります。それは
２～３月が産卵期だから。
山陰沖の松葉ガニ（ズワイガニ）の産卵は年２回あります。初めて産卵する時期は6月～8月、2回目は2月～3月だそうです。
この２回目の産卵期がまさにこれからなんですね。
セコガニの卵
そのため、２，３月はオスガニのみの漁となるわけです。
３月のカニはおいしいのか？
本日本題のお話。
個人的な見解で言えば、１１月でも１月でも３月でも食べてわかるほどの味の差はないんじゃないかなと思います。
仮に差があったとしても、１１月と３月がカニシーズン中最も海況が安定している時期。船の出港回数も多いですし、そもそも３月はカニの需要が減ってくるので価格が落ちてくる時期なのです。
ということは、年末年始や時化の日の多い１２，１月に比べ、同じ料金出しても良いカニが帰ることになります。（3月でも大しけに当たる場合もありますけど）
３月は１２，１月に比べて
良カニが手に入りやすい
※写真は去年３月に仕入れた番ガニ
しかし、ここでひとつだけ注意事項があります。
カニは雪が深々と降る中で食べた方が美味しい。
カニ鍋は寒ーい時期に食べた方が美味しい。
というイメージを持つ方が多い。
これってあくまでイメージです。でもそんなイメージでカニの美味しさが感じるのも事実です。
「３月＝春」というイメージがカニの美味しさを下げてしまう場合もあります。
繰り返しますが、これは感覚、感情的なものであって、実際の味覚、カニの質とは別の問題です。
カニ自体は美味しくないわけではない、むしろ３月の質の方が高い。でも、３月の春のイメージ、もしお越しいただいた日が暖かかったりしたらそれによって味の感覚も変わってくる
ということです。
というわけで、3月はまだご宿泊いただける日もありますのでぜひ（＾o＾）
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TODAY’S PHOTO
包丁で指を切っちゃいました！
無茶苦茶久しぶりです（＞_＜）
気をつけます・・・。
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