佐津駅に歩道橋がなかった頃、線路をまたいでホームを行き来していた時代がありました
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
昨日のブログでは佐津駅をご利用いただく際の注意事項をお話しさせていただきました。

3つの注意点の中の一つに、改札からホームへ行くのに階段を使っての歩道橋を利用しなければなりませんというお話もさせていただきました。

佐津駅にてホームに渡るための歩道橋
※正式名称は跨線橋(こせんきょう)と言いますが、ブログ読者さんにわかりやすいよう、歩道橋という言葉を使用いたします。
足の具合の悪い方、もしくは大型のキャリーバッグを持っている方にはなかなかハードな階段となってしまっています。
結構、老朽化してきているのですが、そういえば私が子供の頃は佐津駅にはまだこの遊歩道(跨線橋)はなく、ホームに降り立ったら、そのまま線路をまたいで駅改札へ出るような流れになっていました。実は今でもその当時のルートが思い出される場所があります。それがこちら。

佐津駅ホームの一番西側
ホームの一番西側が金網で降りれないようになっています。昔はここから線路を渡れるようになっていました。

昔はここから線路を渡っていました
今は完全に封鎖されている感じです。私が子供の頃は駅長さんがいて、こちらの線路を渡る時に出てこられて安全確認をされていたのを都度、覚えています。
歩道橋(跨線橋)は昭和55(1980)年11月20日着工され、昭和56(1981)年3月17日竣工しました。ちなみに佐津駅が無人化されたのは1984年(昭和59年)10月1日です。時系列で確認すると、無人駅化を見据えて、安全のために歩道橋を設置したことがうかがえます。
ちなみに私は中学3年生の時城崎駅(現在の城崎温泉駅)、高校3年間は豊岡駅に佐津駅から通っていました。ちょうど歩道橋ができたばかりの頃。高校時代に有人駅が無人駅へと移行した瞬間を体験しています。
「そういえば、そうだったかなぁ」と、曖昧な記憶ではありますが(笑)。
いずれにせよ、明治44(1911)年10月25日開業の佐津駅。今年で114年の歴史がありますので、ノスタルジックな木造駅舎とともに、そんな痕跡を感じ取っていただけるかと思います。
私自身が思い出したことも含めて、ブログに記載させていただきました。
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