私が多くの方にクレジットカードではなくスマホ決済、QR決済をお勧めしたい理由

宿の選び方

一昨日に書いたブログ記事。

「JCBはご利用いただけません」とするかどうか迷っている件

がかなりの勢いでお読みいただいています。

Twitterでの拡散がスゴイみたいです。

 

チョットびびってますがf^^;世の中に対して、良い問題定義ができたんじゃないかなぁ~と思っています。

 

おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!

まず、先のブログで私は「JCBはご利用いただけません」とするかどうか迷っているとしています。JCBカードを使えなくするという決定事項ではありません。

ただ、JCBカードにすると我々事業者側の手数料負担は1%以上高くなるということを知って頂いても良いのかな、と思っています。

そもそも日本の事業者負担手数料は高い

手数料ってどれぐらい?

と思われるかもしれません。これ、ネットで調べればわかります。

例えば、私のところに導入している旅連の端末だと以下の通りです。

JTB及び旅連の手数料

https://www.ryoren.ne.jp/SPage/jigyou/card_manual.pdf

上記にあるようにJCBカードは一部を除いて原則ご利用いただけません。

そこで当館は楽天ペイを導入し、上記でカバーできないJCBとAMEXに対応しました。

楽天ペイの手数料

楽天ペイ: キャッシュレス決済

JCBカードに関していえば、VISAカード等に比べ、3.74%-2.48%=1.26%も手数料が高いことがお分かりいただけると思います。

私がこの数字を発信したことにより、JCBを批判していると感じられた方もいらっしゃるかもしれません。でも、私の指摘したい本質はそこではありません。

最近私がビックリしたことでもあるのですが、電子マネーの手数料がクレジットカードよりも高いのです。


電子マネーの手数料が3%以上って!!

キャッシュレス化推進って国が旗振りをやっていて、グローバルに逆行したこの手数料、正直事業者を馬鹿にしているって思いました。

JCBに限らず、そもそも日本という国はキャッシュレスに伴う手数料という名の事業者負担が高すぎるのです。

スマホ決済は低手数料が期待できる

私がPayPayをお勧めする理由は、スマホ決済、QR決済は初期投資がかからないためなのか、手数料が安いからです。

PayPay、今は手数料無料ですが、3年後有料化される予定です。じゃあ、シェアをとった後に3%以上の手数料にしてくるのか?そうなると事業者がどんどん辞めて行ってこれまでのキャンペーンが無駄になるでしょう。そもそも、クレジットカードとの違いが出ません。

スマホ決済を普及させるには「手数料の安さ」が必須です。

例えば、Pringというスマホ決済がありますが、こちらは手数料0.95%です。(但し、連動させるのはクレジットカードではなく銀行口座)

pring

送金アプリ「pring(プリン)」
送金アプリ「pring(プリン)」は、1円から気軽に送れる、送金アプリです。「いいね」も「すき」も「ありがとう」も、1円からお金に変えて送ることができます。プリンの中のお金はいつでも、銀行口座に戻したり、全国に25,000台以上あるセブン銀行ATMで、現金として引き出すこともできます。

正直・・・

楽天ペイやラインペイなどはスマホ決済でもクレジットカードと同じレベルの手数料を設定しています。手数料が変わらないならばこれまで同様クレジットカード決済でよいわけで、事業者は参画しません。ふざけた手数料設定だなぁって思います。

私はスマホ決済、QR決済の手数料は最終的にはPringがしている1%前後の相場になってくるのではないかと期待しています。

ハードの初期投資のいらないQR決済に対してクレジットカードと同等の手数料を要求して来たらそれこそ事業者にとって最大の敵になります。(PayPayはそこのところよーく考えて来夏有料化時の手数料設定をしていただきたい)

消費税が10%になる時代に、キャッシュレスの手数料に事業者が3%も5%も負担していては、我々事業者の商売は成り立たちません。

ここまでお読みいただき、

かどやのガクって数%の手数料のことイチイチ発信してどんだけせこいやつやねん

って思った人もあるかもしれません。

でもですね・・・。

私の住んでいる町、香住では150軒近くの宿がありながら、クレジットカードの使える宿はごく一部です。

松葉ガニという高単価プランを扱っているのに、です。

クレジットカードの手数料負担を嫌って未だ現金主義の宿が多いのです。香住においてランチを食べたい時、クレジットカードは勿論のこと、キャッシュレスでご飯が食べられるお店はないとお考え下さい。クレジットカードの使えるお土産屋さんも少ないです。

むしろ、私の宿ではお客様の利便性を第一に考えて15年以上前からクレジットカードを導入し、カードが使える旨を隠さずに大々的に紹介していました。

でも、当館だけがクレジットカードを使えるだけではダメなんです。地域全体がキャッシュレス化になっていかないと、今後カニを食べに行く時に香住を選んでくれるお客様はどんどん減っていくことになるのではないかという危機感を持っています。宿でカード使えても、お土産屋さんやランチでは使えない。この状態を打破しないと地域に未来はないと思っています。

なので、今後手数料率が低くなりそうなスマホ決済の登場はものすごく期待を寄せています。

海外ではクレジットカードの手数料が1%以下の国もあります。なぜ、日本のクレジットカード手数料がこんなに高いのか、私にはわかりません。

2年前ロンドンへ行った際、地下鉄乗車券から屋台のホットドックまで。全てがクレジットカードで買えるし、実際住民も少額であってもクレジットカードで支払っている現状を目にしました。


この後ろの屋台でもカードで支払いをしました
@ロンドンにて

今、イギリスではクレジットカードがどんどんスマホ決済に置き換わっているそうです。スマホ決済といえば中国というイメージがありましたが、世界的に広がっていきそうです。

もしもPayPayが普及したとたんにヤフー社が手数料を3%以上にして来れば・・・

この国にキャッシュレス化の未来はないと思います。地域でも気軽にお金が循環する世の中になってほしい。日本は田舎に行く時には現金を持っていないといけないなんて風にはなってほしくない。私が手数料にこだわり、クレジットカード手数料が下がらないのであれば、スマホ決済が普及してほしいと願っているのはそういった理由があります。

世の中のキャッシュレス化の波を地方にもしっかり浸透させたい。その為にもこれまでの当たり前を疑う。むしろ、キャッシュレス化に対して事業者が3%以上負担している異常性をもっと公にするべきだと思い、今回のブログを書きました。

事業者自身がもっと手数料を下げるようカード会社に働きかける、又はスマホ決済、QR決済への移行を後押しすべきです。電子マネーでも決済手数料3.5%とか、事業者は馬鹿にされ過ぎです。

多くの事業者さんが問題意識を持っていただきたい。今回のブログはお客様に対して投げかけているようにみせて、実は違った意図があったことをご理解ください。

ボーっとしていたらスマホ決済、QR決済も3%台になっていきます。事実、PayPayがこれだけ大規模なキャンペーンをやっているのに大手スマホ決済(楽天Pay,LINE Pay,Origami Pay等)は手数料を3%台から下げる様子はありませんから。

 

ほんと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」です!

事業者としての最終的な要望は手数料1%以下のキャッシュレスシステムを日本にも浸透させることです!!手数料を避けて現金にこだわるのではなく、声を上げていくべきです。

 

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