活イカが白イカなのに赤くなる瞬間!?
おはようございます!民宿美味し宿かどやのガクです!!
活イカの元となっている「白イカ」。正式名称はケンサキイカですが、水揚げされて時間が経つと、その名の通り、驚くほど真っ白に、そして活イカにおいては美しい透明感を帯びます。この清廉な白さが、地元の呼び名の由来です。
しかし、そんな「白イカ」が決して白くない、赤くなる瞬間があります。それが、以下の写真です。

ストレスで真っ赤になった時の活イカ
右側にいるイカは淡いクリーム色から白へと変化しようとする「白イカ」ですが、左側のイカは全身が、燃えるような深紅に染まっているのがお分かりいただけるかと思います。。
これ、実は何が起きているかというと、「究極のストレス」の瞬間です。
この写真は、生簀(いけす)から輸送用の発泡箱へとイカを移した、まさにその瞬間を撮影したものです。イカは、環境が急激に変わると(この場合は輸送の振動や水温変化、狭さなど)、身の危険を感じ、全身の色素細胞を瞬時に拡張させます。
人間に例えるなら、「真っ赤になって怒っている」状態です。

大型の生簀で悠々と泳いでいる時は赤くありません
白イカにおいて、真っ赤な状態は、イカが「まだ生きている、極めて鮮度が高い」ことの証明でもあります。死んでしまったイカは、この鮮烈な赤を出すことができません。輸送中のストレスで赤くなるのは、元気に生きている証とも言えます。
この真っ赤になった状態から時間が経ち、ストレスから解放され、あるいは力尽きると、イカは再び白へと戻っていきます。この赤から白への色の変化も、鮮度を見極める重要なポイントになります。
私たちが宿で提供するイカは、この「真っ赤」に変化するほど鮮度の良い生きたイカを最速で調理します。だからこそ透明感を維持し、あの独特の甘みと食感が生む活イカ料理となっています。

さばいた直後の透明感のある活イカ
白いイカが真っ赤になる。この自然界の劇的な色の変化は、活イカであることと同時に、最上の鮮度を私たちに約束してくれる、特別な瞬間です。山陰の白イカの奥深さ、ぜひ活イカにて体感してください!
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